鈴木弥弘の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鈴木弥弘君) 一つは、日本人の胃袋に入るものを、やっぱり民族の主食、米、あるいは和食の文化、米を中心とした文化になるように、日本的な食文化が守られるような、日本人の胃袋に入るように、もっと食べ物を考えていかないといけないんだというふうに思います。余りにも米を食べなくなって、昔は一石一斗一升五合なんて、百八十キロぐらいは食べていた時代が、今は年間六十キロを割っているわけですから、ここに根本的なメスを入れないと、これは農林省が一人頑張ればいいというものじゃないんだというふうに思います。
それから、餌米とかあるいは大豆、小麦なんかの転作をして定着しているし、機械装備とか、一定の収入も、経営的に安定しているわけですね。来年から減反政策がなくなると、主食以外の転作に対する助成金の根拠の法律がなくなってしまうわけですね。そうするとどうなるんだという農家の現場の不安は一番そこが強いんです。
しかし、減反政策廃止は既定方針だとしても、今までやっていた生産が維持できるようにやっぱり国として予算措置を考えるべきではないか、そして、今までせっかく基盤を築いたそういう生産、大豆であれ麦であれ餌米であれ、そういったものが継続できるように是非積極的な国の措置をとっていただきたいというふうに思います。