鈴木弥弘の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鈴木弥弘君) 地域では顔の見える農家は全て先祖伝来、長いこと付き合っている関係で、どこの誰がどこに、学校に入ってどこに就職したから始まって、そういう人間関係が地域農村社会の人間関係ですね。その中には、今度どこどこの農機具メーカーに就職したとかそういう形で、じゃ、その義理もあるからそこのメーカーから農機具今度は買おうかとか、そうすると、現金で大金ですから一気に払えないので、まず第一回目は秋の米が取れたときにと、あとはファイナンスのところを組むとか、そういったいろんな生活に関わって、農機具を買うにしてもそういう人間関係を通じて、支払についてもそういう関係。
当然、機械ですから壊れることもありますよね。そのメンテナンスもないと駄目なんですね。機械って、どういうわけか日曜日とか休みの日とか忙しいときに壊れるんですよね。すぐ電話一本で修理に駆け付けてこないとなかなか困るわけなんですよ。それもやっぱりそういう人間関係、自分が売ったという手前もあるから、アフターメンテナンス、アフターケアですね、それもやっぱり人間関係がなせる業なんだというふうに思うんです。売れば後は終わり、これだけもうけたから終わりというんではない関係ですね。
こういうのは、一々全部、地域にはそういう人間関係があって、それで全体として地域農村社会、そして生産の現場は、何よりも地方公共団体が生産の現場ですから、当然、自治体という公共的な施設も含めて、そこに関係のある人たちが共に支え合っていると。これをやはり壊すのではなくて、困難な中維持しているから更に継続できるように様々な支援をやっぱりしていくのが基本ではないかというふうに思います。