鈴木弥弘の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鈴木弥弘君) 国際競争力というのは我々はぴんとこないんですね。
例えば、沖縄に何回も行って、石垣島、本島、伊江島に地下ダムというのがあるのを御存じですよね。あれによって初めて沖縄本島で一年間を通じて野菜が栽培できるようになったわけですね。それと同じように、その地域地域の気候風土に合わせたやっぱり農業生産、あるいは育種の、種も含めてですね、宮城県でササニシキとかひとめぼれが何で古川農業試験場でできたかというと、やっぱりその土地土地に合った品種開発をしてやっているわけですね。
そういったものが総体として、国、自治体、それから自分たち農業者も含めて守ってきた、それが総体として、地域の社会、その米作りをどうするか、どういう品種をどういうふうに育てるか、そのものが文化だというふうに思うんですね。それはやっぱり守っていかなきゃいけないし、これからも持続しなきゃいけないんですね。それには、先ほど来お話しされているような様々な困難はあります。その困難を国がやっぱり公共的に支えていくというのが本来あるべき姿で、具体的にこれをしてくれ、あれをしてくれというふうには言いませんけれども、やっぱりそういうことを地域から丁寧に聞いてやることが、地域のそういう農村集落社会、文化をひいては守り続けることになるのではないかというふうに思います。