鈴木弥弘の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(鈴木弥弘君) 例えば、生産費調査をしますと、米一俵当たり一万六千円ぐらい掛かるわけですね、全生産費算入で。これが一万六千円の米価でずっと安定して毎年毎年同じであれば、その時々使う生産資材が安くなれば、その分所得は上がると思います。ところが、一万六千円の収入の方の米価が安定しないじゃないですか。天候もあります。あるいは政治災害という、政府が打つべき手を打たないで下がる場合もあります。
そういうことも含めて、やはり農業生産物というのは自然を相手ですからなかなか収入が安定しない、だからこそ公的に一定の生産費を償って再生産ができるように何らかの公的な、国家的な関与が必要である。そういうことがベースとしてあれば、生産資材がいいものが安く手に入れば、その安く低廉になった部分は所得は上がると思います。そうなっていないから問題なわけですね。
是非そういうふうに、まずは米価を安定、生産物の価格を安定させ、いいものを適正な値段で流通できるように是非してほしいものだというふうに思います。