小林信一の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(小林信一君) TPPの特に乳製品関係の影響というのは、今、土屋参考人がおっしゃったように、やはり懸念というのは、一つはチーズですね。特にプロ原というプロセスチーズ原料のチーズ、これは、くしくも今回の畜安法の中でその辺がまた影響を及ぼす、及ぶんじゃないかというふうに危惧しておりますけれども、それと、あとホエーですとかそういったことが、長期といっても大体十年ぐらいで国産チーズというのはかなり影響が出てくるんじゃないかと我々は思っておりました。そういう意味では、決して乳製品といえどもそれほど軽くはないんではないかというふうに思っております。
 ただ、そういった一種のメッセージだと思うんですね、酪農なり農村に対して、TPPで自由化するということで。じゃ、後継者ですとかあるいは新規参入者がこれから酪農をやりたいかというふうに、そういうふうに思うかどうかということでいうと、そうならないようなメッセージが送られてきているんじゃないかと私は受け止めております。
 私の卒業生なんかも北海道に新規就農というのが結構おりました。女性の方が多いんですけど、実はですね。自分で牧場をやっているというのが何人もいるんですけれども、最近はぴたりとなくなってしまいました、残念ながら。それはやはり、学生に聞くと、なかなか夢を描けないという状況になってきているということなんですね。だから、そこが問題であるということと、北海道なんですけれども、都府県は非常に少ない、北海道はまだそういう余地があるんですけれどもなかなかそこまでいかないというメッセージがあるんじゃないかと思うんですね。
 TPPについて言えば、私はもちろん反対でありまして、これは農業だけじゃなくて国の形を変えるものであって、一種、新自由主義に基づいて企業が、独占企業といいましょうか、が農村の隅々まで行き渡ってしまうと。先ほどの石沢参考人がおっしゃったような、今だけ自分だけ金だけですか、そういう風潮が隅々まで行き渡ってしまうようなことを後押しするようなものであるんじゃないかということで、反対はしております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 小林信一

speaker_id: 27855

日付: 2017-06-06

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会