松浪健太の発言 (法務委員会)

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○衆議院議員(松浪健太君) ただいまいただきました質疑、質問でありますけれども、まず、衆議院の修正案提出者としては、人権保障と犯罪抑止の両面の修正が重要と考えておりました。言わば、車でいえば、アクセルをもうちょっと利きのいいアクセル、そしてブレーキは更に利きのいいブレーキを付けて、高性能な、国民の皆さんにはしっかりと信頼される、そうした安心いただける車にしようということで出しました。
 この修正協議の結果、これらの両面については、五項目おっしゃいましたけれども、この三項目の中で相当程度配慮する方向に修正をされたものと考えております。特に、人権の保障の観点からは、委員が御指摘の取調べの録音、録画について特に重点的に検討したわけであります。
 幾ら車といっても、やはりアクセルよりもブレーキの方が事故防止の点では大事だと、これがまた安心につながると我々は考えたわけでありまして、これを本則、附則、附帯決議において明記をさせていただきました。テロ等準備罪の事件の捜査においては、これは与野党問わず、自白偏重の捜査が行われる懸念が指摘をされて、この国会における議論を踏まえて、特にこの録音、録画について重視をされたものであります。
 また、GPSの捜査の在り方については、御案内のとおり、最高裁の判決におきまして、これ、本年三月十五日ですか、ありまして、GPS捜査が強制処分であり、これが今後も広く用いられ得る有力な捜査方法であるとすれば、立法的な措置が講じられることが望ましいとの指摘がありました。また、一昨日、ちょうど東京地裁の方でも、窃盗と覚せい剤取締法の違反で逮捕された方が、これについては、覚醒剤所持していたのにこれが無罪になるというようなこともありました。こうしたことが、今後、国民感情にふさわしいのかどうかというようなことも考えられるなというところで、これはタイムリーな、GPSにとってはですね、附則にこれを付けさせていただいたというのは、一昨日の判決を見てもタイムリーなものであったというふうに考えております。
 また、親告罪について、対象犯罪が親告罪である場合にはそのテロ等準備罪も親告罪になることを明記をさせていただきました。これも最初議論があったところで、これは親告罪になるんだという政府答弁もありましたけれども、明記することによってより国民の不安の払拭を明確にさせていただいたというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 119315206X01620170601_251

発言者: 松浪健太

speaker_id: 2678

日付: 2017-06-01

院: 参議院

会議名: 法務委員会