山下幸夫の発言 (法務委員会)
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○参考人(山下幸夫君) 基本的にはTOC条約というのはマフィアや暴力団に対する組織犯罪対策の条約でありまして、確かに間接的な経済的利益を目的とするテロリズム集団が関係あるかもしれませんけど、主たる目的はあくまでこれは暴力団やマフィアのいわゆる組織犯罪対策であります。
TOC条約は実は二〇〇〇年十二月に署名され、国会でも二〇〇三年にそれを批准することの承認の決議もしております。日本政府は、だからやろうとすればもうできたはずなのに、十六年間これを放置して、今回の国会に初めて、初めてといいますか、テロ対策を名目とした形でのこの法案の提出をしていますが、そんなの二〇〇三年から二〇〇六年の間でもできたわけですが、そのときはほとんどテロ対策とは言わず、組織犯罪対策だということで法案を出されておりました。
いずれにせよ、私どもの判断では現在の現行法でもう十分対応できているので、条約の批准は単にもうそれは通知をすればいいだけなのであって、別に批准云々を十六年間もしていなかった方がむしろ怠慢であったというふうに思っております。