堀江裕の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(堀江裕君) お答え申し上げます。
 性犯罪に遭った場合にいろいろな形での影響が出てくるわけでございまして、一つには、生殖的な、例えば意図しない妊娠につながるのではないかというようなことに対すること、それから、その起きた結果、行動上の影響ということで、何らかの、例えば自分自身、自暴自棄な感じになってリスクの高い行動に出てしまったりするようなことがあったり、それから、お答えする中心になりますけれども、その後、急性のストレス、それからまたPTSDというようなことで精神的な問題を抱えること。
 それから、場合によっては生命に関わるようなことにもつながりかねないようなことがあるということで、いろいろな支援が必要になるわけでございまして、厚生労働省でPTSDの対策について専門的な研修というのも行ってございまして、平成八年から二十年ほどで六千七百人近くの方が受講していただいていて、二十八年度ですと二百二十三名、二十七年度ですと百八十四名ということで、医師、看護師、保健師それから精神保健福祉士、臨床心理士といった方々に受けていただいているところでございます。
 こうした問題、今委員御指摘のように、医療機関としてはたくさんあるということもあるのかもしれませんけど、やっぱりこういうPTSDとかいうようなことについて特化したものというのが難しくて、また取扱いもできにくいところを、やはりこの裾野を広げていくということが大事だと感じてございまして、一方で、今御紹介申し上げました研修、どうしてもPTSDということですと災害ですとか、そうしたことの方が中心になってしまう。
 しかしながら、PTSDに関係するようなことでいいますと、いろいろなイベントがございます。例えば暴力ですとか災害ですとかそういう中で、そういうイベントに直面する人は多いんですけれども、ずっとその病気を抱えていくという方の、出現率というふうに申し上げますが、は非常に性犯罪の方は高くなってございまして、やっぱりこの今研修を行っている中で、性犯罪に関しますPTSD、特化したものというのは特に設けてございませんので、ここは少し改善もしていかなきゃいけないんじゃないかというふうに考えてございまして、三十年度に向けまして少し研究を進めさせていただきたいというふうに考えてございます。

発言情報

speech_id: 119315206X01920170615_068

発言者: 堀江裕

speaker_id: 22264

日付: 2017-06-15

院: 参議院

会議名: 法務委員会