山本潤の発言 (法務委員会)

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○参考人(山本潤君) 御質問をいただき、ありがとうございます。
 御質問にありました委員会、検討会、法制審議会に被害者のヒアリングがあったかということなんですけれども、検討会でも被害者の方が何人か呼ばれていますし、私自身も、昨年五月の法制審議会に呼んでいただきました。ただ、ヒアリングの時間はとても短いものですし、声は聞いていただけたとは思うんですけれども、十分に被害者の価値観、置かれている状況、どうしてそういうふうになるのかということが理解していただくには難しい時間なのではないかなというふうに考えています。
 性暴力について、法律家の方は法律、刑法についてはもう非常に専門家ですし詳しいと思いますが、性暴力については余りよく御存じではないのかなということを議事録を読んで感じました。司法の実務面においては被害者、加害者共に関わることがあるかと思うんですけれども、なぜそのことが起こるのか、加害者は一体何を本当の欲求にしているのか、被害者は一体どのような状況に置かれるのか、そういうことはやっぱり深く思いを致す必要があることではないかなと思っています。
 監護者性交罪の範囲につきましては、監護者の範囲がやはり民法に規定されていることもありますし、その範囲をどれだけ広げるのかということはまたその専門家の議論にはなるかと思いますけれども、そうではなく、おじとか祖父とかその親族、そして教師、上司、そういう目上の立場の人から性を強要されるということが実際に子供の性被害の現場で起こっているわけです。それをどういうふうに類型化するか、どのように救済していくのかという議論はすごく必要なことなのではないかなというふうに思っています。

発言情報

speech_id: 119315206X02020170616_007

発言者: 山本潤

speaker_id: 2027

日付: 2017-06-16

院: 参議院

会議名: 法務委員会