山本潤の発言 (法務委員会)
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○参考人(山本潤君) 詩織さんの現状というのは、やはり日本の被害者支援システムが被害者の幸福と利益のために全く機能していないということを表しているというふうに思っています。
被害者には、司法による権利の救済、医療による心、体の健康回復の救済、そして、あとは二次被害を受けない、あるいは経済的な損失、働けないとか学校に行けないとかいろいろありますので、そのような経済的損失の補償による社会的な救済というのがあるかというふうに思うんですけれども、それが、被害者である人が、そこに行くことすら難しい人たちをどのようにピックアップできるのかということが全く考えられていない現状で起こっていることかなというふうに思っています。
その中で、詩織さんが御自分の名前を出して、そしてお顔を見せて声を上げたということ自体が非常に大きな勇気と覚悟を必要とすることだったというふうに思っています。そして、それに対していろいろな批判の声も耳にしますし、そのこと自体が二次被害であり、被害者を黙らせるものになってしまう。こういうふうに言うということが被害者であるその人をおとしめて、そんなことはうそだというふうに名指しをして、そしてその人自身の価値を下げるという、そういうような動きがあるわけですね。
だから、私たちとしては、その動きを止めるということが一番大事だと思います。そのようなセカンドレイプ、被害者をおとしめるような発言に対して、そんなことはないんだ、被害者に責任はないのだと、事実を明らかにするためにどのようにすることがということを一緒に考えていくことが大事だと思っています。