山本潤の発言 (法務委員会)

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○参考人(山本潤君) ありがとうございます。
 CAPという研修があって、皆さんの中にもお聞きしたことがある人はいるかもしれないんですけれども、子供を守る、そういう研修で、アメリカから始まったものです。
 自分の体は自分のものだと。子供相手なので紙芝居みたいなものとかあるいは劇をやってみたりとか、小学校低学年ぐらいを中心に、小学生あるいは場合によっては幼稚園、保育園児からも実施できるようなプログラムですけれども、水着で隠れる部分はプライベートパーツだから、もしあなたの許可がなく誰かが触ったら、それはその場から嫌だと言って逃げて、信頼できる大人に言うのよという、そういう非常に簡単なプログラム、ノー、ゴー、テルという、そういうものになっています。
 そういうことによって、やはり教えられていないので、体を触られたとき、子供は結構いろいろ触られることがある存在かと思うんです。その手がいきなり、かわいいねと言っていたのが胸に下りてくるとか、すごく大事だよと言って身近な人とか教師でも抱き締めることがあり、それが股の間に滑り込んでくるというときにどうしたらいいのかと、全然分からないですよね。
 ただ、でも、プライベートパーツをお医者さんとかそういう許可がある人以外に理由もなく何か触られたり見せられたり、あるいは見させられたりとかしたら、それは嫌だと言って、信頼できる大人に言っていいということをきちんと子供に分かるように、分かりやすく楽しく、ロールプレーとかも用いて教えていくことで、ああ、それは誰かに言っていいんだということが認識できますので、そのようなCAPのトレーニングを全ての子供が受けるということがまず一つ大事になってくると思います。
 そして、実際に被害が発見された場合ですけれども、司法面接の話がありますけれども、やはりきちんとした司法面接を行うために、子供に性被害の話を余り聞き取り過ぎないということが非常に重要になってきます。
 やはり子供は、何回も同じことを繰り返して聞かれているうちに、大人に疑われているから自分の話は何か隠しておこうとか、あれは何か違うことだというふうにごまかした方がいいのかもしれないというふうに考えてしまうこともありますし、不用意な聞き取りの結果、じゃ、お父さんがあなたにセックスしたのとか、そんなことを言ってしまったら、やっぱりそのことが入ってしまって何か適切な証言というのができなくなってしまったりするということがあります。
 なので、リフカー研修というような、必要なことだけを必要なだけ聞き取るという第一回の聞き取りというのがありますけれども、そういう研修を子供に関わる大人は受けて、被害の兆候をやはり子供自身が自分から言うって本当に難しいです。CAPを受けても多分難しいと思います。だからこそ、子供に関わる大人が、性虐待を受けた子供がどういうふうな症状を来すのかということを知って、もし必要があれば、その被害を見抜いて適切な聞き取りをして、児童相談所、警察などの司法面接、適切な支援につなげるということが重要ではないかと考えています。

発言情報

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発言者: 山本潤

speaker_id: 2027

日付: 2017-06-16

院: 参議院

会議名: 法務委員会