山本潤の発言 (法務委員会)
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○参考人(山本潤君) 何かフリーの時間をいただき、ありがとうございます。
じゃ、ちょっと先に補足から。
先ほど私がお伝えしたCAPというのは、CAP、チャイルド・アビューズ・プリベンションの略で、子供が自分で自分を守る子供向けの研修プログラムのことです。それらを学校、地域全体で必要だということでお話ししました。
本日、急にお話をいただきながら、何を皆さんに、私、被害当事者の立場から、また多くの被害当事者の方と接してきた立場からお伝えできるかなというふうに思ったら、私自身がお伝えできるのは、私の経験、私の感覚でしかないんですね。
やはり皆さんに感じ取っていただきたいのは、本当に多くの、声も上げられない、このような議論の場を目にすることすらもやっぱり耐え難い、一つ一つの専門家の、まあ悪気はないんだけれども、そのような発言に物すごく大きな衝撃を受けてしまう、そういう被害を受けた方がこの日本に本当にたくさん存在している。内閣府のデータで、異性から無理やりの性交を受けた女性が十四、五人に一人。性交という、レイプという形じゃないわいせつ被害の被害者の方も本当に多くいらっしゃいますし、被害を受けるのは女性だけではなく、男性もLGBTの方も被害を受けられます。そのような多様な被害者の声を聞いていただきたい、それを聞いて審議をしていただきたいというふうに思っています。
また、こんなことを言うのはちょっとはばかられるかもしれませんけれども、被害だけではなく、加害について知るということも非常に重要だと私は考えています。加害者はなぜ加害をしたのか。警察とか司法の現場ではよく性的欲求によりというふうに言いますが、それが決して加害者の真の欲求だけではないというふうに性加害治療の現場からは言われていますし、私も、自分自身の父親のことを考えても、決してその性的欲求が彼の行動の原因ではなかったなというふうに考えています。
ただ、どのような原因であったとしても、性加害、性暴力ということは決して起こってはいけないことです。そのような性加害、性暴力をこの日本社会でなくしていくために何ができるのかということを当事者たちの声を聞きながら一緒に考えていただければ、私はすごくうれしいなと思います。