大野元裕の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○大野元裕君 北朝鮮にしっかりと未来を見せるためには、その前に必ず拉致問題の解決があるということについては強く発信をするべきだと思いますし、加藤大臣がおっしゃるとおり、あらゆる手段を尽くしていく、あらゆる方法、あらゆる施策を講じていくということは、これは全く同意であります。しかしながら、やはりそのメッセージが弱いのではないか、あるいはそのほかにも、今行っているほかにも様々なメッセージの出し方、施策というものがあるのではないかと思いますが、ちょっと後ほどこれは議論をさせていただきたいと思っています。
 その上で、若干お伺いしたいのは、先ほど議論にもなりましたけれども、政府が拉致の可能性を排除できない行方不明者としているいわゆる特定失踪者でございます。警察庁は八百八十三名のこのような方々について捜査、調査を継続をしているというふうにおっしゃっていて、ところが、これまでに拉致と認定できたのは松本京子さんと田中実さんの二ケースだけだと理解をしています。しかも、最後に認定された松本さんのケースは平成十八年十一月で、あれから十年以上も追加の認定がないんです。
 拉致被害者や特定失踪者の御家族、関係者の方々は高齢化しています。あるいは、拉致の問題、風化してしまうのではないか、こんな懸念の声すら聞かれているのが最近だと私は思っています。だからこそ、残された時間は少ないんだ、そういう指摘も私は極めて重く受け止めるべきではないかと思っています。
 そこで、加藤大臣、お伺いしたいんですが、このままでは、十年ないんですけれども、特定失踪者の問題、闇の中に埋もれてしまうんではないかと懸念していますが、いかがお考えでしょうか。

発言情報

speech_id: 119315253X00420170609_028

発言者: 大野元裕

speaker_id: 21489

日付: 2017-06-09

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会