宮島喜文の発言 (予算委員会)
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○宮島喜文君 自由民主党の宮島喜文です。
初めてこの予算委員会で質問させていただきます。山本委員長、大臣の先生方、よろしくお願いいたします。
去る三月の五日、長野県松本市の山中におきまして、訓練に飛び立ちました長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落し、九人もの尊い命が失われた悲惨な事故が発生いたしました。
一昨日、私は、九名が所属していた長野県消防防災センターを訪問し、次々と市民が訪れる中、私も一緒に献花をしてまいりました。改めてここに御冥福をお祈りし、御遺族を始め関係者の皆様にお悔やみを申し上げるところでございます。
さて、長野県は私の地元でございます。南北に二百二十キロ、東西に百二十キロの県域に、三千メートルを超える北アルプス、中央アルプス、南アルプスの峰々が続き、日本の屋根と言われているわけでございます。この急峻な山と深い谷の中に住民の集落も点在し、公共交通機関もない地域も多くございます。
そのような中で、平成九年に創設されました長野県消防防災隊は、県民の命と財産、そして県土を守るための重要な要として、救急救命活動、林野の火災の消火、台風、地震の被害状況の情報収集、物資の輸送など広範囲にわたって機動的な活動を展開し、その役割を担っていたところでございます。
この事故の当日にも、午前中は北アルプスの乗鞍岳で発生した遭難事故に出動し、当初は午前中に予定していた訓練を午後に変更したとのことでございます。日々刻々と変化する状況を的確に判断し、迅速な任務遂行を図る隊員は、常に高い使命感を持ち、重責を担っていたものと考えます。
「アルプス」とその精鋭なる隊員を失った長野県民の失意は大変大きなものがございます。消防防災ヘリコプターの墜落事故につきましては、平成二十一年に岐阜県で山岳救助中に起こっておりますし、また平成二十二年に埼玉県の方でも登山者の救出活動中に起こっているというふうに聞いているところでございます。
そこで、今回の墜落事故でございますが、既に国土交通省の運輸安全委員会航空事故調査官が現地入りしまして調査を開始したと聞いております。松原事務局長さんより、その進捗状況について教えていただきたいと思います。