佐藤善信の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(佐藤善信君) お答えを申し上げます。
本件の土地の売却に当たりまして、大阪航空局は地下埋設物の撤去処分費用の見積りを行いましたですけれども、その際にくい掘削箇所の深さを九・九メートルと設定をした理由について御説明を差し上げたいと存じます。
本件土地の売買契約では、将来地下からどのような埋設物が出てきたとしても買主は売主である国の責任を追及できないということになっております。このため、売主の責任を追及できない代わりに、土地の価格、正確に申し上げますと土地の価値ということでございますけれども、これを決めるに当たりまして、将来埋設物が出てくるリスクの分だけ土地の価値、価格を下げておく必要があるということでございます。そこで、売却時点のみならず、売却時点で分かっていたことのみならず、将来見込まれる分も含めまして、地下埋設物が出てくるリスクを見込んでどれだけ価格、価値を下げておくべきかということを地下埋設物の撤去処分費用という形で見積もったわけでございます。
このような前提の下で、くい掘削箇所の深さにつきましては、まず第一に、平成二十八年の三月の十一日でございますけれども、職員が現地に赴きまして、その場において工事関係者からヒアリングを行い、九・九メートルのくい掘削工事の過程において廃材等のごみが発見されたとの報告を受け、職員は廃材等を大量に含む土が広範なエリアに積み上がっていることを確認しております。
第二に、そもそも九・九メートルという深い箇所から実際にごみが出てくる様子を職員が直接確認することは困難でございますけれども、全長十メートルの掘削機の先端部に絡み付くほどの廃材等が発生していることなどについて写真で確認するなど、できる限りのチェックを行っております。
さらに、本件土地の北側や西側につきましては、昭和四十年代初頭まで池や沼であったと。
こういったことを総合的に勘案をいたしまして、地下埋設物の撤去処分費用の見積りに当たり、くい掘削箇所につきましては深さを地下九・九メートルと設定して見積りを行うことが合理的であるというふうに判断をしたものでございます。