萩原伸次郎の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(萩原伸次郎君) ただいまの御質問にお答えいたしますと、失業率が低い、大変結構なことでございます。しかし、その雇用の中身を見てみますと、先ほども申し上げましたとおり、大変所得の低い人たちが多くを占めております。大体、先ほど申し上げたとおり、一千百万人という人々が言わば貧困ライン以下といいますか、アメリカでいいますとワーキングプアといいます、ワーキングですから失業じゃないんですね、働いているんですけれども貧困であると。こういう状況の下で生活されているということになるわけです。
そうなりますと、当然、財政のそういう人たちに対する支出、生活保護であるとかその他、大変掛かるわけであります。そうした支出を防ぐためには、やはり賃金というものを上げるということによって解消する、これが先ほど申し上げました、オバマ政権のジェイソン・ファーマンという大統領経済諮問委員会の委員長でありますが、この人が、最低賃金はなぜ上げるのかと、これは要するに財政負担を少なくする意味もあるのだと。
ここが非常に重要なポイントでありまして、そうしたワーキングプアという貧しい人たちを賃金を上げることによって救えば、その人たちも幸せになりますし、財政の負担もそれでなくなってくるという、こういういい効果が出てくるということが大変重要であります。
経済政策の目的というのは、やはり日本の国民が全てが自由で豊かな生活を行う、これがやはり経済政策の目的でありまして、安倍首相もそれをお考えだと思いますけれども、自分の政策を振り返って、反省して、やはり違ったやり方もあるのだということを、私は米国の経済政策から学んでいただきたいということが趣旨でございました。
以上でございます。