萩原伸次郎の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(萩原伸次郎君) 市場経済と公共の部門という関係になろうかと思います。
 市場経済は市場経済として効率性を追求していく、これはそれなりの当然理由があるわけでありまして、その分野の発展というもので経済が展開してくる、これは当然のことでございますが、しかし、その市場メカニズムで全て律することのできない分野、これがかなり私たちの社会には存在している。したがって、その分野に関しては、やはり公的なものが重要視されなければならない。例えば医療、福祉ですね、今先ほどの待機児童問題その他もそうでありますが、そういうものが非常に重要であるということを皆が認識すれば、それに対する公的な重要性ですね、ということに恐らくなってくる。
 しかも、例えば先ほどの待機児童云々の問題でもそうなわけですけれども、それが我が国全体の経済にとっても、今人口が減ってきているというそういう状況の中でどのように人口を増やしていくかという、そういう全体的な戦略としても、やはり就学前の教育というようなものを公の立場で考えていくというのがいよいよますます重要なことになってきているのではないだろうかと。
 あるいは、医療の面でもそうですね。医療の面でも、だんだんこの頃、日本の国民皆保険制度も怪しくなってきているわけでありますが、そのことによって我が国全体の国民のレベルが落ちてしまうということではやはり大きな問題になるわけでありまして、当然そうした公的な仕組みというものの必要性、それを国民が認識し、そしてそれを皆で議論して、そして未来の日本の発展と繁栄というものを考えていく、これが大変重要なことではないかと私は考えております。

発言情報

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発言者: 萩原伸次郎

speaker_id: 18961

日付: 2017-03-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会