萩原伸次郎の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(萩原伸次郎君) 私が応能負担というふうに申し上げましたのは、この一九八〇年代以降、税の構造というのがどんどんフラット化してきているという、ここが非常に新自由主義的な税制の特徴になっている。つまり、所得のある人も少ない人も同じ税率で貢献する、これが要するに正当なんだという、これが要するに新自由主義を主張している人たちの考えなわけですね。それに対して、やはりそれでは社会はおかしくなる、大変な格差ができてきて、一部の富裕層の人も社会不安というものにおののかなければならないという事態が現実に生じる可能性があるわけですね。そこまで来ているわけです。
ですから、そういう状況を少なくとも少し言ってみれば前に戻していくという、こういう形での動きというのが現在行われているわけでありまして、私は、やはりそうした方向を考えないと、社会それ自体が存続できるか否かというような大変危機的な事態も考えざるを得ないような状況になってくる、その辺を私は大変危惧している。そういう意味で申し上げたわけで、別に相続税云々という、そういう特定な分野での議論ということではございませんでしたというので御理解いただきたいと思います。