義家弘介の発言 (文部科学委員会)

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○義家委員 おはようございます。
 十一月九日、大学設置・学校法人審議会が専門的かつ厳正な審査を重ねた上で、国家戦略特区の、愛媛県今治市が長年の悲願として国に提案し続けてきた獣医学部の新設について、学校法人加計学園の新学部設置を可とする答申が全会一致で出されました。その答申を受け、昨日、林文部科学大臣が設置認可を許可されました。
 私は八月七日まで文部科学副大臣を務めておりまして、これまでの経緯を細かく把握している立場にございますが、文部科学省の組織的な天下りあっせんに自身も関与を指摘され引責辞任をされた前川前次官、恣意的な報道を繰り返してきたマスコミの皆様、また、野党議員による、根拠はないが結論はありきといった姿勢の追及に対して、じくじたる思いを抱いてまいりました。本日の質問では、冷静に、具体的に、時系列に沿って質問させていただき、設置認可までどのような経緯で一つ一つが決定していったのかを明らかにさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、戦後、教育の政治的中立、この観点から主に五つの制度がつくられました。
 一つは、首長部局から離れて教育行政をつかさどる教育委員会制度、二つ目は、教育の政治的中立をうたった、教員の地位を利用した政治活動を禁止する教育公務員特例法の規定、三つ目は、子供たちを政治活動に利用することを禁止した義務教育諸学校の政治的中立を確保するための臨時措置法、四つ目は、教科書内容が政治的意図やイデオロギーによって恣意的に書きかえることを防ぐための教科書検定制度、そして五つ目が、政治によって恣意的に学校がつくられたりすることのないように、静ひつな環境で専門家が学術的、専門的見地から議論を行い、可否を判断するという大学設置・学校法人審議会制度、この五つでございます。
 まず質問いたしますが、学部設置認可の判断に関して、我が国の制度では、野党やマスコミが声高に叫ぶ総理の意向や、あるいはもっとわかりやすく言えば、教育行政を所掌するトップである文部科学大臣の意向は及びますか。お答えください。

発言情報

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発言者: 義家弘介

speaker_id: 21608

日付: 2017-11-15

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会