義家弘介の発言 (文部科学委員会)
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○義家委員 総理が言えないから私が言っていると言われた。これは総理の意向だと言われた。官邸の最高レベルが言っている。仮に、このようなことを直接間接に言われているのだとして、当時文部科学省はこの問題についてさまざまな調整や議論を行っていましたが、そのようなことを退職してから言う。本来、省議の場でも政務三役懇談会の場でも、そのような、言ってみれば、私にしてみたら、総理が言えないから私が言っているなんて、とんでもない発言ですよ、あったとしたら。それを、議題にさえ上げずに、おやめになって半年してから御発言される。これは到底理解できないものであろうというふうに思っております。
この時期は、内閣府の再就職監視委員会が文部科学省の天下り問題に疑義を持ち、そして実際に調査に着手していた時期と重なりますが、仮に、御自身もかかわった天下り問題があったために、強く主張しにくかった、または心ここにあらずだったのだとしたら、極めて無責任だったと指摘せざるを得ません。
そのような中にあっても、局、担当課の頑張りで、一つ一つ、国家戦略特区における獣医学部の条件が、省庁と調整のもとで積み上がっていきました。
十一月九日、まずは、広域的に存在しない地域という要件で、ようやく内閣府、文科省、農水省の三大臣が合意して、一つ前進いたしました。十一月十八日、設置審が可とすることをあくまでも前提とした上で、開設は最短となる平成三十年開設という要件を内閣府と文科省の両大臣が確認しました。最終最後まで農水省との調整が行われましたが、当時私もカンボジアに出張しておりましたが、十二月、その際にも担当課長から何度も何度も電話で相談を受け、指示、助言、調整を行いましたが、十二月二十二日、パブリックコメントで慎重な意見も多数寄せられたことも踏まえ、一校に限るという要件追加をし、内閣府、文科省、農水省の三大臣合意がなされるに至ったわけでございます。
つまり、一校になったのは、総理の意向ではなく、寄せられた国民の声を受けて三省庁で議論をして、最終的にこのような決着を見たわけでございます。
既に御承知のとおり、国家戦略特区での獣医学部新設に手を挙げていたのは、今治、加計学園と京都府、京都産業大学でした。国会でもメディアでも決定プロセスは加計ありきだったと繰り返されましたが、もう一つの京都産業大学は、結果的に学部設置の新設を断念しましたが、それはどのような理由からだと発表しておられるでしょうか、お答えください。