山尾志桜里の発言 (法務委員会)
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○山尾委員 そうであれば、私は非常に疑問なわけです。
こういったまさに行政府の長が、しかもここのインタビューには、安倍首相インタビューと首相の肩書でインタビューに応じているわけですね。そういった物言いがあるときに、突然、私の仄聞するところでは、それまで自民党の中で、憲法九条の議論あれど、一項、二項をそのままに自衛隊だけ明記するんだ、こういう議論はほとんどなされていなかったように仄聞しております。
にもかかわらず、総理が一総裁としてですか、この発言をした瞬間に、瞬間というのは語弊があれば、それほど間を置かず、突然自民党として憲法審査会での御提案内容が変わり、総理のこの発言どおりに自民党の提案に溶け込まれていった、溶け込んでいったということは、私はすごく疑問に思っていましたし、今も非常に疑問なんですね。
当時、上川大臣は事務局長としてかなり、自民党の中の議論、総理のこの物言いについて自民党としてどう受けとめるのか、今までの議論をどのように変えていくのか、変えるべきでないのかということは、相当影響力があった立場にあろうかと思いますので、法務大臣であれど、事務局長のときにどういったことをなされたのかということを別に答弁する分には全く問題ないのではないかというふうに思って御質問した次第ですが、今の答弁だと、事務局長のときに安倍総理をたしなめたことはあるのかどうかということについても、この場では答弁をされない、控えたいということでありました。
しっかりしていただいた方がいいというふうに思いますし、今も閣僚の一員として、この憲法についての総理の言動については、責任を持って言うべきことを言っていただきたいというふうに思っているんです。
そうでないと、私は、閣僚も憲法論の一端を非常に慎重に適切に言葉を選びながら語ることはあるべきだと思っているんです。なぜなら、大臣は憲法尊重擁護義務を負っていますし、憲法を尊重して擁護するためには、やはりその解釈を御自身の考えでするわけですよね。その解釈のぎりぎりの限界というところと改正のスタートラインというのは一致するわけではないけれども、そこは一つの共通項があるわけですから、憲法を語る以上、憲法を守る者が憲法を語る以上、改正についていかに考えているのかということは、これは避けては通れない話だというふうに私は思っていますので、ぜひ、そこのところをもう少し、大臣も閣僚として、どこまでこの憲法の議論に発言をできるのか、すべきなのか、そういうことももう少し前向きに考えていただければなというふうに思います。
次に、共謀罪について伺います。
私の手元の資料によると、共謀罪というのは、検察庁が受理した時点で法務大臣に報告が上がることになっておりますね。直近の刑事関係報告規程というものにそのように記載がされております。
共謀罪施行から現時点まで、共謀罪で受理しましたということで報告を受けた案件は、大臣、ございますか。