山田邦博の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(山田邦博君) お答えいたします。
 甚大な被害を受けた被災地におきましては、早期復旧を図るとともに、より災害に強い地域をつくっていくことが求められるために、原形復旧のみならず、再度災害防止を図ることができるよう、川幅を広げる等の機能を強化する改良復旧事業の活用を図ることが重要と思っております。このために、九州北部豪雨災害では、改良復旧事業等の活用を進めるための災害復旧事業の適用拡充を二点行いました。
 まず、大量の土砂、流木により埋まっている河川で、公共土木施設を全て壊れているものとして扱うことで迅速に災害査定を実施し、事業採択をいたしました。これにより、改良復旧事業の事業計画の策定など早期に取りかかることができるようになりました。さらに、著しく埋まっている河川につきましては、川幅を広げるなど一定の計画に基づいて行う改良的な復旧事業を、国庫負担率が三分の二以上の災害復旧事業により初めて事業採択をいたしました。この結果、地方負担の軽減と改良復旧としての資料作成の効率化を図ったところでございます。
 また、土砂、流木による甚大な被害が発生したことを踏まえまして、九月より、全国の中小河川の上流域における土砂、流木による被害の危険性を点検いたしました。その結果、全国で抽出された約七百渓流におきましては、今後三年間で流木の捕捉効果の高い透過型の砂防堰堤の設置等を重点的に整備するなど、全国の安全、安心の確保に向けて土砂・流木対策を積極的に推進してまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 119514319X00220171207_006

発言者: 山田邦博

speaker_id: 2667

日付: 2017-12-07

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会