栗田卓也の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(栗田卓也君) 本格的に人口減少が進む中、全国的に空き地等が増加しております。統計によりますと、個人所有の空き地の面積は過去十年間で四四%増えていると、こういった状況にございます。このような空き地、低未利用地の増加は、景観、治安の悪化等を引き起こします。また、地域の魅力、活力を大きく損なうということで、地方団体共通の悩みの一つだというように認識をしております。
 こうした課題につきまして、社会資本整備審議会で御検討をお願いしてまいりました。低未利用地が時間的にも場所的にも不規則に発生する、こういった現象を捉えて都市のスポンジ化というようにネーミングいただきまして、その対応の方向もこの八月に取りまとめをいただいたところでございます。
 スポンジ化というのは、土地や建物を使わないということで生じる問題でございます。これまでの従来の都市計画に関しまして申しますと、土地を開発したいとか建物を大きく建てたいとか、そういったことに対して抑制作用を働かせると、こういったことが中心的な手法でありますけれども、これは使われるようにするという意味で、能動的、積極的に働きかけを行う新たな政策手法が必要という御提言を頂戴しています。その際、散在している土地、低未利用地をまとめる、土地を利用する意思のない人から利用する意欲のある人へと権利を移す、こういった観点が重要であるという御指摘を頂戴しております。
 こういったことを踏まえまして、現在、市町村が土地所有者と利用希望者のマッチングを行いまして、必要な権利の設定、移転を促す制度などについて具体的に検討を進めておるところでございます。委員も御案内のとおりでございますが、例えば山形県の鶴岡市などでは、官民が連携してこういった取組の実績を上げておられるという例も見られます。こうした事例も参考にしながら、まちづくりの現場で有効なツールとなるように検討を深めてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 栗田卓也

speaker_id: 13645

日付: 2017-12-07

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会