飯塚繁雄の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○参考人(飯塚繁雄君) この特別委員会、今までもう何回となく催していただきまして、この拉致問題を何とか解決しようという勢いでやっていただきました。今日は、もう年の瀬もせっぱ詰まったこの日に行われたということは、明日には延ばさないという、そういったことを感じ取ります。
 皆様、当然ながら、この問題がもう余りにも長い間掛かってまだ解決ができないということはもう御承知のとおりだと思いますが、やはり我々にとっても当然、家族、そしてまた北で待っている家族含めてもう四十年、あるいは三十年、二十年、十五年と、こういうスパンの長い期間を過ごして今いるわけですよね。それでいまだに先が見えない、これが今の実態でございます。
 当然ながら、この問題は、日本人拉致ということからすると、日本政府が責任を持って、我が国民の暮らしと安全を守るためにも率先して解決あるいは奪還、帰国させる当然ながら役割、義務があるはずでございますが、諸般の事情によってなかなか難しい面もあります。だがしかし、私たちはこれを絶対に諦めるわけにはいかないということも事実でございます。
 御承知のとおり、待っている方々も亡くなられ、病気になり、だんだんその数も弱体していきます。しかしながら、それよりも一番今苦しんでいるのは北にいる人たちです。また今年、この冬を乗り越えなきゃならないというところも非常に厳しいと思いますが、そういったことに、被害者を含めたこの問題の解決についてはやはりもっとスピーディーにやっていただきたいというのが本当の私たちの気持ちでございます。
 今般、トランプ大統領が、皆さん御承知のとおり、安保理事会の総会で日本人拉致問題を取り上げ言及しました。これはかつてないことで前代未聞のことでありますが、トランプ大統領については今非常に影響力の強い人でございますので、何かにつけてそのインパクトというのは強く感じる、あるいは感じ取られたでしょう。事実、このトランプ発言については国連各国で取り上げて、マスメディアも含めた取組も盛んに行っております。
 そして、トランプ大統領におかれましては、ちょうど十一月六日ですか、我々と面談をしていただきまして、我々の気持ち、願い、それをもうつぶさに聞いていただきました。まさに膝を突き合わせた形の車座の中で、そういう雰囲気で、彼は非常にこの問題に対して怒りを感じ、それから、我々の気持ちに対して同情も含め、何とかこの問題を解決しなきゃいけないという意気込みと雰囲気を感じ取りました。
 彼はこの問題は安倍総理との緊密な連携の下に解決するために努力をしますというふうにはっきり申しておりましたので、私たちはそれを当然ながら信頼し、期待していくわけでございます。問題は、この問題については当然にそういった流れがある中で、単なるパフォーマンスには終わらせたくないと。この流れを実際に被害者の帰国に結び付くような対策、戦略を具体的に練って徹底してほしいなという気持ちでございます。
 また、テロ支援国家の再指定もしていただきましたし、北に対しては相当なインパクト、圧力になっているはずです。これが北からすれば相当困っている状態になっているはずですが、これが我々が望んでいる日朝の実務者協議に引っ張り出せるような雰囲気と事実が今出ているわけなので、そういったことにまずはつなげていきたいなというふうに思います。
 委員の皆様におかれましても、いろんな面からこの問題はもうほっておけないという雰囲気の中で、もう来年早々、ほかの委員会も含めて、あるいは全ての党も含めて超党派でこの問題に力を注いで、ベクトルを合わせてやっていただきたいというのが今のお願いでございます。
 取りあえず、これで御意見に。

発言情報

speech_id: 119515253X00120171221_006

発言者: 飯塚繁雄

speaker_id: 23373

日付: 2017-12-21

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会