安倍晋三の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 杉久武議員にお答えいたします。
 平成二十八年度決算検査報告についてお尋ねがありました。
 平成二十八年度決算検査報告において、会計検査院から四百二十三件、八百七十四億円の指摘を受けたことは誠に遺憾であります。これらの指摘については、十一月十七日に私から各大臣に対して確実に改善するよう指示を行っており、指摘の内容に応じて再発防止等のために一つ一つ着実に改善策を講じ、今後の予算や会計事務などにしっかりと反映させてまいります。
 財政健全化と予算編成の在り方についてお尋ねがありました。
 今般、人づくり革命を力強く進めていくため、消費税率引上げ分の使い道を見直し、子育て世代、子供たちに大胆に投資するとともに、社会保障の安定化にもバランスよく充当することで財政健全化も確実に実現してまいります。財政健全化の旗は決して下ろさず、プライマリーバランスの黒字化を目指すという目標自体はしっかりと堅持してまいります。
 この目標の達成に向け、これまでの経済・財政一体改革の取組を精査した上で、プライマリーバランスの黒字化の達成時期、そして、その裏付けとなる具体的かつ実効性のある計画をお示ししてまいります。その際、これまでと同様、決算を反映した国民経済計算ベースのプライマリーバランスの黒字化を目指してまいります。
 また、政府としては、補正予算の概算閣議決定時において補正後予算の概要資料を公表しているほか、可能な限り最新の決算や補正後予算の数値を用いて財政状況等を分かりやすく解説するなど、国民への情報提供に努めております。引き続き国民に対する分かりやすい情報提供に一層努めてまいります。
 ソーシャル・インパクト・ボンドの活用についてのお尋ねがありました。
 公明党から御提案いただいたとおり、ソーシャル・インパクト・ボンドは、民間の資金やノウハウを活用することで、官民が連携し、各地域が直面する健康寿命の延伸や生活困窮者対策といった諸課題について効率的に予防、解決する有効な手段の一つと考えています。
 政府としても昨年度から自治体と連携して事業実施に取り組んでおり、本年度から神戸市や八王子市において我が国で初めてとなる案件が実施されたところです。
 今後、自治体の方々が地域課題の解決に向けて様々な分野でソーシャル・インパクト・ボンドを活用できるよう、政府としても、ノウハウ集の策定や成果指標の整備、モデル事業の形成などにしっかりと取り組んでまいります。
 再犯防止対策についてお尋ねがありました。
 安倍政権においては、再犯防止対策を犯罪対策の重要な柱として政府一丸となって取り組んでおりますが、対策の実を上げるためには、犯罪をした者等に対する息の長い支援が必要であり、保護司や協力雇用主等の民間の方々の協力が欠かせません。
 政府においては、昨年成立した再犯の防止等の推進に関する法律に基づき、今月中に再犯防止推進計画を策定し、再犯の防止等に向けた教育及び職業訓練の充実、職業と住居の確保や保健医療サービス、福祉サービスの利用に係る支援、協力雇用主の活動に対する支援の充実、薬物指導体制の整備等の施策を着実に実施し、官民一体となった再犯防止対策を強力に推進してまいります。
 残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
   〔国務大臣麻生太郎君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 119515254X00620171204_027

発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2017-12-04

院: 参議院

会議名: 本会議