早水輝好の発言 (環境委員会)
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○早水政府参考人 お答えいたします。
まず、底層溶存酸素量でございますが、これは、湖沼や海域の底層、底の方の水ですけれども、底層の水中に溶けております酸素量を示す指標でございまして、これを確保することによりまして、水の底の方で生息をしております水生生物が生息あるいは再生産できる場を保全するということを目的といたしまして、平成二十八年三月に環境基準項目として設定されたものでございます。
この指標を活用することによりまして、水の底の方で生活する魚介類の生息環境の保全に向けた取組が促進されるものと考えております。
この底層溶存酸素量の環境基準でございますが、三段階の基準値が定められておりまして、今後、東京湾や琵琶湖から、順次、どの範囲の水域にどの基準値を適用するのかということを定める類型指定という作業を行っていく予定でございます。
もう一つの、沿岸透明度でございますが、これは、湖沼や海域の水の透明度を確保することによりまして、水生植物の生育の場を保全、再生したり、あるいは良好な親水利用の場を保全することを目的として設定をされた指標でございます。
沿岸透明度につきましては、目標値の範囲が地域の実情に応じて相当幅広いものになることが想定されましたことから、全国一律の環境基準ではなくて、地域の合意形成により地域環境目標として設定することが適切であるとしたところでございます。
環境省におきましては、こういった形、地域で沿岸透明度を活用した取組が促進されますように、現在、目標設定の考え方や手順を整理したガイドラインの作成を進めているということでございます。