環境委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年六月八日(金曜日)
午前九時三十分開議
出席委員
委員長 松島みどり君
理事 金子万寿夫君 理事 北川 知克君
理事 関 芳弘君 理事 高橋ひなこ君
理事 武村 展英君 理事 生方 幸夫君
理事 西岡 秀子君 理事 江田 康幸君
井上 貴博君 上杉謙太郎君
大西 宏幸君 河井 克行君
木村 弥生君 工藤 彰三君
笹川 博義君 武部 新君
中村 裕之君 百武 公親君
福山 守君 古田 圭一君
三浦 靖君 務台 俊介君
岡本あき子君 近藤 昭一君
堀越 啓仁君 山崎 誠君
横光 克彦君 下条 みつ君
鰐淵 洋子君 田村 貴昭君
玉城デニー君 細野 豪志君
…………………………………
環境大臣 中川 雅治君
環境大臣政務官 笹川 博義君
環境大臣政務官 武部 新君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 境 勉君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 塚田 玉樹君
政府参考人
(厚生労働省労働基準局安全衛生部長) 田中 誠二君
政府参考人
(農林水産省生産局畜産部長) 大野 高志君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 上田 洋二君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 小瀬 達之君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 眞鍋 純君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局次長) 清瀬 和彦君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局下水道部長) 森岡 泰裕君
政府参考人
(環境省大臣官房環境保健部長) 梅田 珠実君
政府参考人
(環境省水・大気環境局長) 早水 輝好君
政府参考人
(環境省自然環境局長) 亀澤 玲治君
政府参考人
(環境省環境再生・資源循環局長) 縄田 正君
政府参考人
(環境省環境再生・資源循環局次長) 山本 昌宏君
環境委員会専門員 関 武志君
—————————————
委員の異動
六月八日
辞任 補欠選任
木村 弥生君 大西 宏幸君
百武 公親君 上杉謙太郎君
細田 健一君 工藤 彰三君
山崎 誠君 岡本あき子君
同日
辞任 補欠選任
上杉謙太郎君 百武 公親君
大西 宏幸君 木村 弥生君
工藤 彰三君 細田 健一君
岡本あき子君 山崎 誠君
—————————————
六月五日
原発ゼロと温暖化対策の着実な実行等に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一八四八号)
同(笠井亮君紹介)(第一八四九号)
同(穀田恵二君紹介)(第一八五〇号)
同(志位和夫君紹介)(第一八五一号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一八五二号)
同(田村貴昭君紹介)(第一八五三号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第一八五四号)
同(畑野君枝君紹介)(第一八五五号)
同(藤野保史君紹介)(第一八五六号)
同(宮本岳志君紹介)(第一八五七号)
同(宮本徹君紹介)(第一八五八号)
同(本村伸子君紹介)(第一八五九号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
環境の基本施策に関する件
美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律の一部を改正する法律案起草の件
海岸漂着物対策の推進に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時三十分開議
出席委員
委員長 松島みどり君
理事 金子万寿夫君 理事 北川 知克君
理事 関 芳弘君 理事 高橋ひなこ君
理事 武村 展英君 理事 生方 幸夫君
理事 西岡 秀子君 理事 江田 康幸君
井上 貴博君 上杉謙太郎君
大西 宏幸君 河井 克行君
木村 弥生君 工藤 彰三君
笹川 博義君 武部 新君
中村 裕之君 百武 公親君
福山 守君 古田 圭一君
三浦 靖君 務台 俊介君
岡本あき子君 近藤 昭一君
堀越 啓仁君 山崎 誠君
横光 克彦君 下条 みつ君
鰐淵 洋子君 田村 貴昭君
玉城デニー君 細野 豪志君
…………………………………
環境大臣 中川 雅治君
環境大臣政務官 笹川 博義君
環境大臣政務官 武部 新君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 境 勉君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 塚田 玉樹君
政府参考人
(厚生労働省労働基準局安全衛生部長) 田中 誠二君
政府参考人
(農林水産省生産局畜産部長) 大野 高志君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 上田 洋二君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 小瀬 達之君
政府参考人
(国土交通省大臣官房審議官) 眞鍋 純君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局次長) 清瀬 和彦君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局下水道部長) 森岡 泰裕君
政府参考人
(環境省大臣官房環境保健部長) 梅田 珠実君
政府参考人
(環境省水・大気環境局長) 早水 輝好君
政府参考人
(環境省自然環境局長) 亀澤 玲治君
政府参考人
(環境省環境再生・資源循環局長) 縄田 正君
政府参考人
(環境省環境再生・資源循環局次長) 山本 昌宏君
環境委員会専門員 関 武志君
—————————————
委員の異動
六月八日
辞任 補欠選任
木村 弥生君 大西 宏幸君
百武 公親君 上杉謙太郎君
細田 健一君 工藤 彰三君
山崎 誠君 岡本あき子君
同日
辞任 補欠選任
上杉謙太郎君 百武 公親君
大西 宏幸君 木村 弥生君
工藤 彰三君 細田 健一君
岡本あき子君 山崎 誠君
—————————————
六月五日
原発ゼロと温暖化対策の着実な実行等に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一八四八号)
同(笠井亮君紹介)(第一八四九号)
同(穀田恵二君紹介)(第一八五〇号)
同(志位和夫君紹介)(第一八五一号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一八五二号)
同(田村貴昭君紹介)(第一八五三号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第一八五四号)
同(畑野君枝君紹介)(第一八五五号)
同(藤野保史君紹介)(第一八五六号)
同(宮本岳志君紹介)(第一八五七号)
同(宮本徹君紹介)(第一八五八号)
同(本村伸子君紹介)(第一八五九号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
環境の基本施策に関する件
美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律の一部を改正する法律案起草の件
海岸漂着物対策の推進に関する件
————◇—————
松
松島みどり#1
○松島委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房審議官境勉さん、外務省大臣官房参事官塚田玉樹さん、厚生労働省労働基準局安全衛生部長田中誠二さん、農林水産省生産局畜産部長大野高志さん、経済産業省大臣官房審議官上田洋二さん、経済産業省大臣官房審議官小瀬達之さん、国土交通省大臣官房審議官眞鍋純さん、国土交通省水管理・国土保全局次長清瀬和彦さん、国土交通省水管理・国土保全局下水道部長森岡泰裕さん、環境省大臣官房環境保健部長梅田珠実さん、環境省水・大気環境局長早水輝好さん、環境省自然環境局長亀澤玲治さん、環境省環境再生・資源循環局長縄田正さん、環境省環境再生・資源循環局次長山本昌宏さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房審議官境勉さん、外務省大臣官房参事官塚田玉樹さん、厚生労働省労働基準局安全衛生部長田中誠二さん、農林水産省生産局畜産部長大野高志さん、経済産業省大臣官房審議官上田洋二さん、経済産業省大臣官房審議官小瀬達之さん、国土交通省大臣官房審議官眞鍋純さん、国土交通省水管理・国土保全局次長清瀬和彦さん、国土交通省水管理・国土保全局下水道部長森岡泰裕さん、環境省大臣官房環境保健部長梅田珠実さん、環境省水・大気環境局長早水輝好さん、環境省自然環境局長亀澤玲治さん、環境省環境再生・資源循環局長縄田正さん、環境省環境再生・資源循環局次長山本昌宏さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
松
松
武
武村展英#4
○武村委員 おはようございます。自由民主党の武村展英です。
きょうは、質問の機会を頂戴しましたこと、心から感謝を申し上げます。
早速質問に移りたいと思います。
きょうは、私の地元である琵琶湖の水質を中心に質問をさせていただきます。
今から三年前になりますが、この委員会で琵琶湖保全再生法を起草いただき、全会一致で、当時、北川知克委員長でしたが、委員長提案で上程、本会議で可決をいただき、その後の参議院でも無事成立をさせていただきました。改めて、委員の皆様、関係者の皆様に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。
その後、国により琵琶湖の保全及び再生に関する基本方針が、滋賀県により琵琶湖環境保全再生計画が定められまして、これに基づいて琵琶湖保全再生施策が総合的に推進をされているところです。
そこで、環境省にお伺いをいたします。
琵琶湖の保全、再生に向けて、環境省ではどのような取組を行っているか、笹川政務官の御答弁をお願いいたします。
この発言だけを見る →きょうは、質問の機会を頂戴しましたこと、心から感謝を申し上げます。
早速質問に移りたいと思います。
きょうは、私の地元である琵琶湖の水質を中心に質問をさせていただきます。
今から三年前になりますが、この委員会で琵琶湖保全再生法を起草いただき、全会一致で、当時、北川知克委員長でしたが、委員長提案で上程、本会議で可決をいただき、その後の参議院でも無事成立をさせていただきました。改めて、委員の皆様、関係者の皆様に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。
その後、国により琵琶湖の保全及び再生に関する基本方針が、滋賀県により琵琶湖環境保全再生計画が定められまして、これに基づいて琵琶湖保全再生施策が総合的に推進をされているところです。
そこで、環境省にお伺いをいたします。
琵琶湖の保全、再生に向けて、環境省ではどのような取組を行っているか、笹川政務官の御答弁をお願いいたします。
笹
笹川博義#5
○笹川大臣政務官 ありがとうございます。
環境省では、先ほど委員の方からもお話ございましたが、平成二十七年に公布、施行された琵琶湖保全再生法、北川先生始め多くの先生方のおかげで成立を見たわけでございます。昨年度からは、琵琶湖の水質と生態系の現状調査、そして環境修復対策が効果的かどうかの検討も行っております。加えて、水草の除去や底質の改善等によって、水質と生物の生息環境がどの程度改善したかの効果の検証を行うモデル事業なども始めさせていただきました。
また、滋賀県からの強い要望もございまして、国立環境研究所琵琶湖分室を、昨年の四月に滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの中に開所をさせていただきました。
さらには、浄化槽の設置などの生活排水対策の推進、さらには、オオバナミズキンバイを始めとする侵略的外来生物などへの対応にも取り組んでおります。
先月、お地元の琵琶湖の三日月知事もわざわざ環境省におみ足を運んでいただきまして、地元での取組ですとか、それからまた要望についても意見交換をさせていただきました。
引き続いて、琵琶湖、そして関係省庁とも緊密な連携をしながら、琵琶湖の保全そして再生に向けた取組を推進してまいりたいというふうに思います。
この発言だけを見る →環境省では、先ほど委員の方からもお話ございましたが、平成二十七年に公布、施行された琵琶湖保全再生法、北川先生始め多くの先生方のおかげで成立を見たわけでございます。昨年度からは、琵琶湖の水質と生態系の現状調査、そして環境修復対策が効果的かどうかの検討も行っております。加えて、水草の除去や底質の改善等によって、水質と生物の生息環境がどの程度改善したかの効果の検証を行うモデル事業なども始めさせていただきました。
また、滋賀県からの強い要望もございまして、国立環境研究所琵琶湖分室を、昨年の四月に滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの中に開所をさせていただきました。
さらには、浄化槽の設置などの生活排水対策の推進、さらには、オオバナミズキンバイを始めとする侵略的外来生物などへの対応にも取り組んでおります。
先月、お地元の琵琶湖の三日月知事もわざわざ環境省におみ足を運んでいただきまして、地元での取組ですとか、それからまた要望についても意見交換をさせていただきました。
引き続いて、琵琶湖、そして関係省庁とも緊密な連携をしながら、琵琶湖の保全そして再生に向けた取組を推進してまいりたいというふうに思います。
武
武村展英#6
○武村委員 ありがとうございました。
引き続いてお力添えをよろしくお願いいたします。
さて、日本の環境政策の方向性を示す環境基本計画がこの四月に改定されました。
その中で、水環境の保全につきましては、「従来の公害防止を目的とした水質対策を中心とする規制的な手法は施策の基盤として維持しつつ、水質以外の要素も考慮し、また、各主体の自主的な参画と連携を図りながら、生物の生息・生育環境の評価や維持・回復を目指す施策を水域や地域の特性に応じて展開する。」とされています。
そこで、琵琶湖の現状について、水質を始めどのように認識をされているのか、環境省にお伺いをいたします。
この発言だけを見る →引き続いてお力添えをよろしくお願いいたします。
さて、日本の環境政策の方向性を示す環境基本計画がこの四月に改定されました。
その中で、水環境の保全につきましては、「従来の公害防止を目的とした水質対策を中心とする規制的な手法は施策の基盤として維持しつつ、水質以外の要素も考慮し、また、各主体の自主的な参画と連携を図りながら、生物の生息・生育環境の評価や維持・回復を目指す施策を水域や地域の特性に応じて展開する。」とされています。
そこで、琵琶湖の現状について、水質を始めどのように認識をされているのか、環境省にお伺いをいたします。
早
早水輝好#7
○早水政府参考人 お答えいたします。
琵琶湖の水質につきましては、北湖と南湖それぞれにつきまして、有機汚濁を示す指標であるCOD、それから栄養塩を示す指標である全窒素、全燐の測定結果を見ますと、直近の平成二十八年度において環境基準を達成しているのは北湖の全燐のみでございまして、近年こういった状況が継続しております。
このため、現在、湖沼水質保全特別措置法に基づく第七期の湖沼水質保全計画が滋賀県により策定され、計画に盛り込まれたさまざまな流入負荷の削減対策等が行われているところと承知しております。
さらに、こうした従来からの水質の問題に加えまして、侵略的外来種の増加や在来魚介類の減少などさまざまな課題があり、取組が進められていると承知しております。
この発言だけを見る →琵琶湖の水質につきましては、北湖と南湖それぞれにつきまして、有機汚濁を示す指標であるCOD、それから栄養塩を示す指標である全窒素、全燐の測定結果を見ますと、直近の平成二十八年度において環境基準を達成しているのは北湖の全燐のみでございまして、近年こういった状況が継続しております。
このため、現在、湖沼水質保全特別措置法に基づく第七期の湖沼水質保全計画が滋賀県により策定され、計画に盛り込まれたさまざまな流入負荷の削減対策等が行われているところと承知しております。
さらに、こうした従来からの水質の問題に加えまして、侵略的外来種の増加や在来魚介類の減少などさまざまな課題があり、取組が進められていると承知しております。
武
武村展英#8
○武村委員 ありがとうございました。
きょうは、この琵琶湖の施策について、水質管理を主に議論させていただきたいと思います。
まず、基本的な話なんですけれども、排水基準、環境基準、また両者の関係について御説明ください。
この発言だけを見る →きょうは、この琵琶湖の施策について、水質管理を主に議論させていただきたいと思います。
まず、基本的な話なんですけれども、排水基準、環境基準、また両者の関係について御説明ください。
早
早水輝好#9
○早水政府参考人 お答えします。
まず、環境基準ですが、水質汚濁に係る環境基準は、環境基本法に基づきまして、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい行政上の目標として設定されておりまして、公共用水域や地下水に適用されます。
一方、排水基準でございますが、これは水質汚濁防止法に基づきまして、規制対象とされております工場、事業場からの排水に適用される基準でございまして、公共用水域における水質汚濁を防止し、環境基準の維持、達成を図る観点から設定しております。
このため、排水基準につきましては、水質汚濁防止法に基づいて、事業者による遵守が義務づけられているということでございます。
この発言だけを見る →まず、環境基準ですが、水質汚濁に係る環境基準は、環境基本法に基づきまして、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい行政上の目標として設定されておりまして、公共用水域や地下水に適用されます。
一方、排水基準でございますが、これは水質汚濁防止法に基づきまして、規制対象とされております工場、事業場からの排水に適用される基準でございまして、公共用水域における水質汚濁を防止し、環境基準の維持、達成を図る観点から設定しております。
このため、排水基準につきましては、水質汚濁防止法に基づいて、事業者による遵守が義務づけられているということでございます。
武
武村展英#10
○武村委員 ありがとうございました。
行政上の政策目標と政策手段という関係の中で排水基準、環境基準というものがあるということでした。
続きまして、従来からの環境基準である生物化学的酸素要求量、BOD、それから化学的酸素要求量、COD、それから、将来に新たな指標となり得ると言われています全有機炭素、TOC、それぞれはどのような指標なのか、また、それぞれの指標の特徴は何か、環境省にお伺いをいたします。
この発言だけを見る →行政上の政策目標と政策手段という関係の中で排水基準、環境基準というものがあるということでした。
続きまして、従来からの環境基準である生物化学的酸素要求量、BOD、それから化学的酸素要求量、COD、それから、将来に新たな指標となり得ると言われています全有機炭素、TOC、それぞれはどのような指標なのか、また、それぞれの指標の特徴は何か、環境省にお伺いをいたします。
早
早水輝好#11
○早水政府参考人 お答えします。
まず、BODですが、水中の有機物を微生物が分解する際に消費する酸素の量を測定することによりまして、水中で分解して酸素消費につながりやすい有機物を捉えるものでございますので、河川における有機物による汚濁の指標として環境基準や排水基準に用いられております。
次に、CODですけれども、これは、水中の有機物が化学的に酸化剤と反応する際に消費される酸素の量を測定することによりまして、やはり水中で分解し酸素消費につながりやすい有機物を捉えようとするというもので、これは、湖沼や海域における有機物による汚濁の指標として環境基準、排水基準に用いられております。
湖沼や海域につきましては、河川と比較しまして水の滞留時間が長くて、水中の酸素消費も長期間にわたるということを考慮しまして、短時間で済む化学反応によりまして分解しやすい有機物の量を推定するということでCODを用いております。
もう一つのTOCでございますが、これは、試料を燃焼させることなどで、微生物に分解されにくい有機物も含めて水中の全ての有機物の炭素の量を測定するというものでございます。このため、酸素消費につながらないものも含めて有機物を全て捉えるという特徴がございますので、科学研究の分野で、物質収支の解析、水質シミュレーションなどに主に活用されていると承知しております。
この発言だけを見る →まず、BODですが、水中の有機物を微生物が分解する際に消費する酸素の量を測定することによりまして、水中で分解して酸素消費につながりやすい有機物を捉えるものでございますので、河川における有機物による汚濁の指標として環境基準や排水基準に用いられております。
次に、CODですけれども、これは、水中の有機物が化学的に酸化剤と反応する際に消費される酸素の量を測定することによりまして、やはり水中で分解し酸素消費につながりやすい有機物を捉えようとするというもので、これは、湖沼や海域における有機物による汚濁の指標として環境基準、排水基準に用いられております。
湖沼や海域につきましては、河川と比較しまして水の滞留時間が長くて、水中の酸素消費も長期間にわたるということを考慮しまして、短時間で済む化学反応によりまして分解しやすい有機物の量を推定するということでCODを用いております。
もう一つのTOCでございますが、これは、試料を燃焼させることなどで、微生物に分解されにくい有機物も含めて水中の全ての有機物の炭素の量を測定するというものでございます。このため、酸素消費につながらないものも含めて有機物を全て捉えるという特徴がございますので、科学研究の分野で、物質収支の解析、水質シミュレーションなどに主に活用されていると承知しております。
武
武村展英#12
○武村委員 ありがとうございました。
今、三つ指標を挙げさせていただきましたけれども、各指標の意味とイメージは、配付資料一ページでお配りをしています。
この一ページの右の図なんですが、有機物を把握する範囲が異なっている、それが大きな違いというふうになっております。このように、各指標で有機物を捉える範囲が異なることから、実際に計測される数値もトレンドが異なってくることがあり得ます。
二ページをごらんください。これは、琵琶湖の平成二十八年度の調査結果です。
この中で、今御紹介しましたBODとCOD、これはそれぞれ、左側の真ん中、それから左側の下に掲げています。実際、琵琶湖内でのBODが減少する一方で、CODが増加をするという現象が見られています。
こうした現象につきまして、どのようなことが言えるのか、環境省の御答弁をお願いいたします。
この発言だけを見る →今、三つ指標を挙げさせていただきましたけれども、各指標の意味とイメージは、配付資料一ページでお配りをしています。
この一ページの右の図なんですが、有機物を把握する範囲が異なっている、それが大きな違いというふうになっております。このように、各指標で有機物を捉える範囲が異なることから、実際に計測される数値もトレンドが異なってくることがあり得ます。
二ページをごらんください。これは、琵琶湖の平成二十八年度の調査結果です。
この中で、今御紹介しましたBODとCOD、これはそれぞれ、左側の真ん中、それから左側の下に掲げています。実際、琵琶湖内でのBODが減少する一方で、CODが増加をするという現象が見られています。
こうした現象につきまして、どのようなことが言えるのか、環境省の御答弁をお願いいたします。
早
早水輝好#13
○早水政府参考人 お答えいたします。
琵琶湖では、滋賀県によりましてCODだけではなくてBODも測定されておるわけですけれども、滋賀県が取りまとめた資料によりますと、CODの増加原因は、琵琶湖内での植物プランクトンの種類が変化をして、BODとしては測定が難しい難分解性の植物プランクトンが過去から増加したためではないかと推測されております。
湖内では、河川から流入した汚濁物質だけではなくて、複雑なメカニズムによりまして物質の内部生産あるいは変換、移動などが生じており、BODでは測定されないものの、CODとして測定される有機物が増加しているのではないかと考えております。
この発言だけを見る →琵琶湖では、滋賀県によりましてCODだけではなくてBODも測定されておるわけですけれども、滋賀県が取りまとめた資料によりますと、CODの増加原因は、琵琶湖内での植物プランクトンの種類が変化をして、BODとしては測定が難しい難分解性の植物プランクトンが過去から増加したためではないかと推測されております。
湖内では、河川から流入した汚濁物質だけではなくて、複雑なメカニズムによりまして物質の内部生産あるいは変換、移動などが生じており、BODでは測定されないものの、CODとして測定される有機物が増加しているのではないかと考えております。
武
武村展英#14
○武村委員 ありがとうございました。
このように、BODとCODのトレンドの乖離が、植物プランクトンの変化、有機物の質の変化によるものだということなんですが、湖沼の環境基準はCOD、また排水基準もCODとなっているんですが、政策目標である環境基準というものはやはり機械的に数値を見るだけでは不十分であって、おのずと限界があり、その基準、指標の持つ意味というものを十分に吟味するということが大事なのではないかなというふうに思います。
続きまして、琵琶湖の、今度はCODとTOCの傾向についてお聞きをいたします。
三ページ目をごらんください。
三ページ目の上の表なんですが、これは流入負荷量になっています。下の図の左がCOD濃度と流入負荷量の経年変化、下の図の右がTOC濃度と流入負荷の経年変化を示しています。
これまで琵琶湖では、陸域対策によりまして湖内に入るCODを直接減らしてきました。これは、政策手段である排水規制によって減らしてきたということであります。加えて、窒素、燐の排水規制によりまして、内部生産由来のCODも間接的に削減をしてきたところです。にもかかわらず、湖内のCOD、これは政策目標になりますが、これが増加している傾向にあります。
この現象は何かということをお聞きしたいんですけれども、湖内の有機物の総量が減らないのか、それとも、有機物の総量は減っているけれどもCODとして捉えられる物質に変換をされているのか、これはどういうことなのかをお伺いしたいと思います。また、こうした現象につきまして、CODとTOCを比較した場合にどのようなことが言えるのか、環境省の御見解をお伺いいたします。
この発言だけを見る →このように、BODとCODのトレンドの乖離が、植物プランクトンの変化、有機物の質の変化によるものだということなんですが、湖沼の環境基準はCOD、また排水基準もCODとなっているんですが、政策目標である環境基準というものはやはり機械的に数値を見るだけでは不十分であって、おのずと限界があり、その基準、指標の持つ意味というものを十分に吟味するということが大事なのではないかなというふうに思います。
続きまして、琵琶湖の、今度はCODとTOCの傾向についてお聞きをいたします。
三ページ目をごらんください。
三ページ目の上の表なんですが、これは流入負荷量になっています。下の図の左がCOD濃度と流入負荷量の経年変化、下の図の右がTOC濃度と流入負荷の経年変化を示しています。
これまで琵琶湖では、陸域対策によりまして湖内に入るCODを直接減らしてきました。これは、政策手段である排水規制によって減らしてきたということであります。加えて、窒素、燐の排水規制によりまして、内部生産由来のCODも間接的に削減をしてきたところです。にもかかわらず、湖内のCOD、これは政策目標になりますが、これが増加している傾向にあります。
この現象は何かということをお聞きしたいんですけれども、湖内の有機物の総量が減らないのか、それとも、有機物の総量は減っているけれどもCODとして捉えられる物質に変換をされているのか、これはどういうことなのかをお伺いしたいと思います。また、こうした現象につきまして、CODとTOCを比較した場合にどのようなことが言えるのか、環境省の御見解をお伺いいたします。
早
早水輝好#15
○早水政府参考人 お答えいたします。
先ほども少し申し上げましたが、CODとして測定される有機物としましては、河川などを通じて琵琶湖へ流入した汚濁物質のほかに、湖内で発生する植物プランクトンなどの内部生産で発生したもの、あるいは湖の底の泥から溶出してくるものなども想定されます。
このように、琵琶湖内で複雑なメカニズムによって物質の変換、移動が発生しておりますので、流入する汚濁負荷量と、中のCODの変動傾向が一致しないということもあり得ると考えております。
他方、TOCも、やはりCODと同じように、内部生産で発生したものも含めた有機物量を測定するということになると考えております。しかしながら、測定される有機物の種類も含めたCODとTOCを比較したデータがまだ十分そろっておりませんので、これを比較して評価するには、なおデータの蓄積が必要と考えております。
この発言だけを見る →先ほども少し申し上げましたが、CODとして測定される有機物としましては、河川などを通じて琵琶湖へ流入した汚濁物質のほかに、湖内で発生する植物プランクトンなどの内部生産で発生したもの、あるいは湖の底の泥から溶出してくるものなども想定されます。
このように、琵琶湖内で複雑なメカニズムによって物質の変換、移動が発生しておりますので、流入する汚濁負荷量と、中のCODの変動傾向が一致しないということもあり得ると考えております。
他方、TOCも、やはりCODと同じように、内部生産で発生したものも含めた有機物量を測定するということになると考えております。しかしながら、測定される有機物の種類も含めたCODとTOCを比較したデータがまだ十分そろっておりませんので、これを比較して評価するには、なおデータの蓄積が必要と考えております。
武
武村展英#16
○武村委員 ありがとうございました。
今御紹介をしていただきましたように、琵琶湖では、環境基準であるCODに加えてTOCも計測をしています。このTOCの計測によって初めて湖内の有機物の総量が明らかになるわけです。CODだけでは、湖内で何が起こっているのか、これを決して解明することはできないというふうに思います。
実際、指標に限界があって、政策を講じて頑張って規制をしても、政策目標が全く達成をされない、そういう状況が、既に平成十六年、今から十四年前になりますけれども、総務省の湖沼の水環境の保全に関する政策評価書で指摘をされています。
TOCを指標として、流域全体の物質循環、それから有機物の収支を把握して、シミュレーションモデルにより、陸域と湖内水質、それから湖内水質とプランクトンや魚など生物を一体として把握、評価をしていく、そういう新しい水環境の管理が必要であるということを指摘させていただきたいと思います。
ところで、水道水の水質基準につきまして、厚生労働省では、平成十六年に全面的な見直しを行いました。有機物の指標について、CODからTOCに水道水の水質基準について変えています。
この点につきまして、水道水の水質基準と環境基準の目的の違いについて環境省にお伺いをいたします。
この発言だけを見る →今御紹介をしていただきましたように、琵琶湖では、環境基準であるCODに加えてTOCも計測をしています。このTOCの計測によって初めて湖内の有機物の総量が明らかになるわけです。CODだけでは、湖内で何が起こっているのか、これを決して解明することはできないというふうに思います。
実際、指標に限界があって、政策を講じて頑張って規制をしても、政策目標が全く達成をされない、そういう状況が、既に平成十六年、今から十四年前になりますけれども、総務省の湖沼の水環境の保全に関する政策評価書で指摘をされています。
TOCを指標として、流域全体の物質循環、それから有機物の収支を把握して、シミュレーションモデルにより、陸域と湖内水質、それから湖内水質とプランクトンや魚など生物を一体として把握、評価をしていく、そういう新しい水環境の管理が必要であるということを指摘させていただきたいと思います。
ところで、水道水の水質基準につきまして、厚生労働省では、平成十六年に全面的な見直しを行いました。有機物の指標について、CODからTOCに水道水の水質基準について変えています。
この点につきまして、水道水の水質基準と環境基準の目的の違いについて環境省にお伺いをいたします。
早
早水輝好#17
○早水政府参考人 お答えいたします。
まず、水道水質基準でございますが、これは、水道法に基づきまして、水道により供給される水が適合しなければならないものとして定められていると承知しております。
水道水質基準におきましては、浄水処理に関する工程管理などを目的としまして、従来は、CODと類似の指標であります過マンガン酸カリウム消費量というもので有機物の量を測定するという方法を採用しておりました。しかしながら、TOC、全有機炭素というものが、有機化合物を構成する炭素の全量を測定できるという点を考慮いたしまして、TOCが採用されたものと認識をしております。
一方、環境基準でございますが、これは先ほども申し上げましたが、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい行政上の目標として、公共用水域などに適用されるということでございますので、湖沼などにおきます水質環境基準につきましては、環境水中で分解して水質汚濁を招くようなもの、すなわち、水中の酸素を消費して水質汚濁につながる有機物を捉えるということを目的としてCODを採用してきたということでございます。
この発言だけを見る →まず、水道水質基準でございますが、これは、水道法に基づきまして、水道により供給される水が適合しなければならないものとして定められていると承知しております。
水道水質基準におきましては、浄水処理に関する工程管理などを目的としまして、従来は、CODと類似の指標であります過マンガン酸カリウム消費量というもので有機物の量を測定するという方法を採用しておりました。しかしながら、TOC、全有機炭素というものが、有機化合物を構成する炭素の全量を測定できるという点を考慮いたしまして、TOCが採用されたものと認識をしております。
一方、環境基準でございますが、これは先ほども申し上げましたが、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい行政上の目標として、公共用水域などに適用されるということでございますので、湖沼などにおきます水質環境基準につきましては、環境水中で分解して水質汚濁を招くようなもの、すなわち、水中の酸素を消費して水質汚濁につながる有機物を捉えるということを目的としてCODを採用してきたということでございます。
武
武村展英#18
○武村委員 ありがとうございました。
基準の目的に違いがありますので、水道水の水質基準が変わったからといって、それと同列に環境基準を変えるべきという結論には至らないのだろうなというふうに思います。
また本論に戻りたいと思いますが、TOCの環境基準化も含めた活用についてお聞きをしたいと思います。
これまでの議論から、政策目標である環境基準は、その基準が持つ意味を総合的に考える必要があるというふうに考えます。
国におきましても、湖沼の水質や生態系を管理するための指標として、ぜひTOCを活用すべきだというふうに考えますが、環境基準化を含めた検討につきまして、環境省にお伺いをいたします。
この発言だけを見る →基準の目的に違いがありますので、水道水の水質基準が変わったからといって、それと同列に環境基準を変えるべきという結論には至らないのだろうなというふうに思います。
また本論に戻りたいと思いますが、TOCの環境基準化も含めた活用についてお聞きをしたいと思います。
これまでの議論から、政策目標である環境基準は、その基準が持つ意味を総合的に考える必要があるというふうに考えます。
国におきましても、湖沼の水質や生態系を管理するための指標として、ぜひTOCを活用すべきだというふうに考えますが、環境基準化を含めた検討につきまして、環境省にお伺いをいたします。
早
早水輝好#19
○早水政府参考人 お答えいたします。
TOCによりまして湖沼の水質や生態系を管理するためには、TOCがどのような数値であれば水質や生態系が保全、再生できるかということを、湖沼内での、湖の中でのさまざまな現象に応じて明らかにすることが必要と考えております。
これは大変難しい課題でございまして、また、その数値というものが湖ごとに異なる可能性もございます。しかしながら、現時点では十分な知見やデータが得られている状況ではないというふうに認識をしております。
このため、TOCを全国一律の環境基準として設定することについて、直ちに検討するというのは困難でございますけれども、現在、琵琶湖における状況につきましては、環境研究総合推進費というものを活用いたしまして、滋賀県におきまして国立環境研究所琵琶湖分室と連携して研究が進められていると承知をしております。
湖沼の水質や生態系の管理にTOCがどのような形で活用できるのかについては、こうした研究成果も注視しつつ、その成果も踏まえて検討していきたいと考えております。
この発言だけを見る →TOCによりまして湖沼の水質や生態系を管理するためには、TOCがどのような数値であれば水質や生態系が保全、再生できるかということを、湖沼内での、湖の中でのさまざまな現象に応じて明らかにすることが必要と考えております。
これは大変難しい課題でございまして、また、その数値というものが湖ごとに異なる可能性もございます。しかしながら、現時点では十分な知見やデータが得られている状況ではないというふうに認識をしております。
このため、TOCを全国一律の環境基準として設定することについて、直ちに検討するというのは困難でございますけれども、現在、琵琶湖における状況につきましては、環境研究総合推進費というものを活用いたしまして、滋賀県におきまして国立環境研究所琵琶湖分室と連携して研究が進められていると承知をしております。
湖沼の水質や生態系の管理にTOCがどのような形で活用できるのかについては、こうした研究成果も注視しつつ、その成果も踏まえて検討していきたいと考えております。
武
武村展英#20
○武村委員 ありがとうございます。
すぐに環境基準化ということは難しいことだというふうに思いますけれども、滋賀県の取組を注視するだけではなくて、我が国の水環境にとってなくてはならない取組だというふうに思いますので、環境省もぜひ御一緒に取り組んでいただきますように、伏してお願いを申し上げる次第です。
そして、EUでは、二〇〇八年に改定されました新たな水質基準の監視項目の一つの指標としてこのTOCが使われているということもあわせて御指摘をさせていただきたいと存じます。
それでは、続きまして、この指標、今までBODとCODとTOCについて議論をさせていただきましたが、それ以外の指標として、底層溶存酸素量、底層DOといいますが、底層DOと沿岸透明度という指標があります。これらの指標はどのような指標であるのか、また、これらの指標の現在の状況、位置づけについてお伺いをいたします。
この発言だけを見る →すぐに環境基準化ということは難しいことだというふうに思いますけれども、滋賀県の取組を注視するだけではなくて、我が国の水環境にとってなくてはならない取組だというふうに思いますので、環境省もぜひ御一緒に取り組んでいただきますように、伏してお願いを申し上げる次第です。
そして、EUでは、二〇〇八年に改定されました新たな水質基準の監視項目の一つの指標としてこのTOCが使われているということもあわせて御指摘をさせていただきたいと存じます。
それでは、続きまして、この指標、今までBODとCODとTOCについて議論をさせていただきましたが、それ以外の指標として、底層溶存酸素量、底層DOといいますが、底層DOと沿岸透明度という指標があります。これらの指標はどのような指標であるのか、また、これらの指標の現在の状況、位置づけについてお伺いをいたします。
早
早水輝好#21
○早水政府参考人 お答えいたします。
まず、底層溶存酸素量でございますが、これは、湖沼や海域の底層、底の方の水ですけれども、底層の水中に溶けております酸素量を示す指標でございまして、これを確保することによりまして、水の底の方で生息をしております水生生物が生息あるいは再生産できる場を保全するということを目的といたしまして、平成二十八年三月に環境基準項目として設定されたものでございます。
この指標を活用することによりまして、水の底の方で生活する魚介類の生息環境の保全に向けた取組が促進されるものと考えております。
この底層溶存酸素量の環境基準でございますが、三段階の基準値が定められておりまして、今後、東京湾や琵琶湖から、順次、どの範囲の水域にどの基準値を適用するのかということを定める類型指定という作業を行っていく予定でございます。
もう一つの、沿岸透明度でございますが、これは、湖沼や海域の水の透明度を確保することによりまして、水生植物の生育の場を保全、再生したり、あるいは良好な親水利用の場を保全することを目的として設定をされた指標でございます。
沿岸透明度につきましては、目標値の範囲が地域の実情に応じて相当幅広いものになることが想定されましたことから、全国一律の環境基準ではなくて、地域の合意形成により地域環境目標として設定することが適切であるとしたところでございます。
環境省におきましては、こういった形、地域で沿岸透明度を活用した取組が促進されますように、現在、目標設定の考え方や手順を整理したガイドラインの作成を進めているということでございます。
この発言だけを見る →まず、底層溶存酸素量でございますが、これは、湖沼や海域の底層、底の方の水ですけれども、底層の水中に溶けております酸素量を示す指標でございまして、これを確保することによりまして、水の底の方で生息をしております水生生物が生息あるいは再生産できる場を保全するということを目的といたしまして、平成二十八年三月に環境基準項目として設定されたものでございます。
この指標を活用することによりまして、水の底の方で生活する魚介類の生息環境の保全に向けた取組が促進されるものと考えております。
この底層溶存酸素量の環境基準でございますが、三段階の基準値が定められておりまして、今後、東京湾や琵琶湖から、順次、どの範囲の水域にどの基準値を適用するのかということを定める類型指定という作業を行っていく予定でございます。
もう一つの、沿岸透明度でございますが、これは、湖沼や海域の水の透明度を確保することによりまして、水生植物の生育の場を保全、再生したり、あるいは良好な親水利用の場を保全することを目的として設定をされた指標でございます。
沿岸透明度につきましては、目標値の範囲が地域の実情に応じて相当幅広いものになることが想定されましたことから、全国一律の環境基準ではなくて、地域の合意形成により地域環境目標として設定することが適切であるとしたところでございます。
環境省におきましては、こういった形、地域で沿岸透明度を活用した取組が促進されますように、現在、目標設定の考え方や手順を整理したガイドラインの作成を進めているということでございます。
武
武村展英#22
○武村委員 ありがとうございます。
政策目標というものは、やはり科学的な知見に基づいて常に検討されなければなりませんし、総合的に考えていかなければならない問題だというふうに思います。引き続いてお取組をよろしくお願いをいたします。
続きまして、琵琶湖で問題になっている水草対策への支援についてお伺いをいたします。
滋賀県では、大きな琵琶湖を擁していますので、水草対策に要する多額の事業費が毎年県の財政を圧迫しています。何らかの国の支援が必要であるというふうに考えますが、現在の取組の状況についてお伺いをいたします。
この発言だけを見る →政策目標というものは、やはり科学的な知見に基づいて常に検討されなければなりませんし、総合的に考えていかなければならない問題だというふうに思います。引き続いてお取組をよろしくお願いをいたします。
続きまして、琵琶湖で問題になっている水草対策への支援についてお伺いをいたします。
滋賀県では、大きな琵琶湖を擁していますので、水草対策に要する多額の事業費が毎年県の財政を圧迫しています。何らかの国の支援が必要であるというふうに考えますが、現在の取組の状況についてお伺いをいたします。
早
早水輝好#23
○早水政府参考人 お答えいたします。
琵琶湖におきましては、今御指摘のように、水草の繁殖拡大に伴う悪臭の発生、あるいは航行の障害、それから底質環境の悪化などの課題が生じていると承知しております。
環境省におきましては、平成二十九年度から着手したモデル事業におきまして、滋賀県と連携して、水草の除去等による湖辺域の水質改善効果等の検証を進めているところでございます。
また、オオバナミズキンバイを始めとする外来植物対策につきましては、滋賀県や、滋賀県が事務局を担っている琵琶湖外来水生植物対策協議会に対しまして交付金による支援を行うとともに、環境省直轄による防除を実施してきております。
こうした外来生物を含む水草対策につきまして、引き続き滋賀県と連携して取り組んでまいります。
この発言だけを見る →琵琶湖におきましては、今御指摘のように、水草の繁殖拡大に伴う悪臭の発生、あるいは航行の障害、それから底質環境の悪化などの課題が生じていると承知しております。
環境省におきましては、平成二十九年度から着手したモデル事業におきまして、滋賀県と連携して、水草の除去等による湖辺域の水質改善効果等の検証を進めているところでございます。
また、オオバナミズキンバイを始めとする外来植物対策につきましては、滋賀県や、滋賀県が事務局を担っている琵琶湖外来水生植物対策協議会に対しまして交付金による支援を行うとともに、環境省直轄による防除を実施してきております。
こうした外来生物を含む水草対策につきまして、引き続き滋賀県と連携して取り組んでまいります。
武
武村展英#24
○武村委員 ありがとうございます。
配付資料の四ページをごらんください。
この配付資料の四ページには、琵琶湖に関連する経費ということで、これは、滋賀県が、平成三十一年度に向けた琵琶湖の保全ないし再生についての提案、要望というものを国に対してしているんですが、そこから抜粋をしたものです。左側の数字が、事業費約七十六億円、その七十六億円の横に、県負担額六十五億円というふうに記載をしています。
このように、琵琶湖では、水質汚濁防止や外来生物による被害の防止、大量繁茂する水草対策など多額の経費がかかっていますけれども、この七十七億円という事業費のうち県の負担額が六十五億円ということで、大変大きな金額になっています。
国民的資産である琵琶湖を始め、これは琵琶湖だけではないんですけれども、大規模湖沼に関する財政需要を反映した地方交付税を算定すべきだというふうに考えますが、総務省の御見解をお伺いいたします。
この発言だけを見る →配付資料の四ページをごらんください。
この配付資料の四ページには、琵琶湖に関連する経費ということで、これは、滋賀県が、平成三十一年度に向けた琵琶湖の保全ないし再生についての提案、要望というものを国に対してしているんですが、そこから抜粋をしたものです。左側の数字が、事業費約七十六億円、その七十六億円の横に、県負担額六十五億円というふうに記載をしています。
このように、琵琶湖では、水質汚濁防止や外来生物による被害の防止、大量繁茂する水草対策など多額の経費がかかっていますけれども、この七十七億円という事業費のうち県の負担額が六十五億円ということで、大変大きな金額になっています。
国民的資産である琵琶湖を始め、これは琵琶湖だけではないんですけれども、大規模湖沼に関する財政需要を反映した地方交付税を算定すべきだというふうに考えますが、総務省の御見解をお伺いいたします。
境
境勉#25
○境政府参考人 お答え申し上げます。
現在、普通交付税におきましては、琵琶湖などの湖沼につきまして、維持修繕などの財政需要を、河川延長あるいは湖沼面積といった客観的な指標を用いて算定をいたしております。
普通交付税は、人口や面積などの全国的かつ客観的な指標を用いまして、地方団体の標準的な財政需要を算定するものでございまして、その算定方法を見直すということになりますと、全国の地方団体にも影響が及ぶということになりますので、全国的な財政需要の状況あるいは算定の簡素化が求められていることとの整合性なども考慮いたしまして、慎重な検討が必要であるものと考えております。
一方、普通交付税で捕捉できない財政需要につきましては、特別交付税におきまして措置しているものもございまして、琵琶湖を含めました指定湖沼につきましては、湖沼水質保全特別措置法により指定をされた湖沼の水質保全経費につきましても、特別交付税で措置をしているところでございます。
いずれにいたしましても、滋賀県などからもよくお話をお伺いしながら、今後とも、財政運営に支障が生じないように適切に対応してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →現在、普通交付税におきましては、琵琶湖などの湖沼につきまして、維持修繕などの財政需要を、河川延長あるいは湖沼面積といった客観的な指標を用いて算定をいたしております。
普通交付税は、人口や面積などの全国的かつ客観的な指標を用いまして、地方団体の標準的な財政需要を算定するものでございまして、その算定方法を見直すということになりますと、全国の地方団体にも影響が及ぶということになりますので、全国的な財政需要の状況あるいは算定の簡素化が求められていることとの整合性なども考慮いたしまして、慎重な検討が必要であるものと考えております。
一方、普通交付税で捕捉できない財政需要につきましては、特別交付税におきまして措置しているものもございまして、琵琶湖を含めました指定湖沼につきましては、湖沼水質保全特別措置法により指定をされた湖沼の水質保全経費につきましても、特別交付税で措置をしているところでございます。
いずれにいたしましても、滋賀県などからもよくお話をお伺いしながら、今後とも、財政運営に支障が生じないように適切に対応してまいりたいと考えております。
武
松
堀
堀越啓仁#28
○堀越委員 お疲れさまでございます。立憲民主党・市民クラブ、天台宗僧侶、作業療法士、そして自然系国会議員の堀越啓仁でございます。
きょうは、かりゆしウエアで来させていただきました。玉城議員、今いらっしゃいませんけれども、前回、玉城さんがおっしゃっておりましたけれども、非常に涼しくていいんです、ただ、外気温というか室内温が上着を着ていらっしゃる方々に合わせているので、だんだん寒さを感じますということで、私も、着てみると、本当にそれを感じるんですね。環境委員会では、ぜひ、皆さん、かりゆしで来ていただければありがたいなというふうに思います。
今週の五日は、環境の日でございました。その日を迎えて、環境月間である六月にこうして質問に立たせていただくこと、非常にありがたいというふうに思っておりますが、本日八日は、二〇〇九年から国連の記念日であります世界海洋デーなんですね。この世界海洋デーの日に海洋ごみのことを話し合えるというのは、非常に、まさしく記念すべき日であるというふうに私は思います。そういった中で、この世界海洋デーの主題というのは、我らが海洋、我らが責任という主題なんですね。これに鑑みて、大変うれしく思います。
そういった意味で、環境の問題について、また、環境省が所管になります動物福祉のことについて述べさせていただきたいというふうに思います。
まず、先日新聞の報道でも出ておりましたけれども、除去土壌の再生利用について、汚染土壌の件についてでございます。
福島の中間貯蔵施設に関連して、福島県内の除染で発生した放射性物質を含む土壌、除去土壌の再生利用についてなんですけれども、中間貯蔵・環境安全事業株式会社法、いわゆるJESCO法では、中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずることが国の責務として定められておりますが、この実現には、除去土壌等の再生利用をふやし、最終処分に回す量をできる限り減らすことが重要な課題とされております。
これに関連する取組として、環境省は、平成二十八年四月に、中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略とその工程表を策定し、同じ年の六月に、再生資材化した除去土壌の安全な利用に係る基本的考え方を取りまとめております。
そして、基本的考え方では、「再生資材は、長期間にわたって人為的な形質変更が想定されない盛土等の構造基盤に限定して使用する。」として、具体的な用途策に、例えば、道路あるいは防潮堤あるいは海岸防災林等における盛土のほか、廃棄物処理場における覆土材や土堰堤を挙げる一方、「他の用途先についても必要に応じて今後順次検討を行い、妥当であると考えられるものは対象に加えることとする。」としていました。
その後、用途先の追加がなされておりまして、平成二十九年四月には、土地造成における盛土材、充填材が加わり、さらに、今月一日、園芸作物や資源作物用の農地が追加をされております。
環境省は、除去土壌を用いた再生利用の実証事業を福島県内で進めておりまして、この一日に追加された事業の件に関しましては、飯舘村の長泥行政区で、再生資材化した除去土壌を用いて、園芸作物、資源作物を試験栽培するための農地造成の実証事業を行うというふうにしております。
これは最終処分場に持っていく量を減らしていこうということであるというふうには承知をしておりますが、やはり他方で、当然ですけれども、除去土壌の再生利用について、不安、あるいは風評被害等々の懸念というものを持たれておられる方々も当然いらっしゃいます。
今回の用途先を農地造成にまで追加したことを取り上げた報道には、再生利用に関して、周辺住民の反発も予想され、実際に再利用が進むかは見通せないといった、これは六月一日の共同通信なんですけれども、指摘するものもあります。
そこで、このような不安の声があることを踏まえ、これまで順次用途が追加されてきたものを含めて、それぞれの用途先に関する安全性の評価について環境省の説明を求めたいと思います。
また、あわせて、用途先の追加は今後も続けていく可能性があるのか、方針をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →きょうは、かりゆしウエアで来させていただきました。玉城議員、今いらっしゃいませんけれども、前回、玉城さんがおっしゃっておりましたけれども、非常に涼しくていいんです、ただ、外気温というか室内温が上着を着ていらっしゃる方々に合わせているので、だんだん寒さを感じますということで、私も、着てみると、本当にそれを感じるんですね。環境委員会では、ぜひ、皆さん、かりゆしで来ていただければありがたいなというふうに思います。
今週の五日は、環境の日でございました。その日を迎えて、環境月間である六月にこうして質問に立たせていただくこと、非常にありがたいというふうに思っておりますが、本日八日は、二〇〇九年から国連の記念日であります世界海洋デーなんですね。この世界海洋デーの日に海洋ごみのことを話し合えるというのは、非常に、まさしく記念すべき日であるというふうに私は思います。そういった中で、この世界海洋デーの主題というのは、我らが海洋、我らが責任という主題なんですね。これに鑑みて、大変うれしく思います。
そういった意味で、環境の問題について、また、環境省が所管になります動物福祉のことについて述べさせていただきたいというふうに思います。
まず、先日新聞の報道でも出ておりましたけれども、除去土壌の再生利用について、汚染土壌の件についてでございます。
福島の中間貯蔵施設に関連して、福島県内の除染で発生した放射性物質を含む土壌、除去土壌の再生利用についてなんですけれども、中間貯蔵・環境安全事業株式会社法、いわゆるJESCO法では、中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずることが国の責務として定められておりますが、この実現には、除去土壌等の再生利用をふやし、最終処分に回す量をできる限り減らすことが重要な課題とされております。
これに関連する取組として、環境省は、平成二十八年四月に、中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略とその工程表を策定し、同じ年の六月に、再生資材化した除去土壌の安全な利用に係る基本的考え方を取りまとめております。
そして、基本的考え方では、「再生資材は、長期間にわたって人為的な形質変更が想定されない盛土等の構造基盤に限定して使用する。」として、具体的な用途策に、例えば、道路あるいは防潮堤あるいは海岸防災林等における盛土のほか、廃棄物処理場における覆土材や土堰堤を挙げる一方、「他の用途先についても必要に応じて今後順次検討を行い、妥当であると考えられるものは対象に加えることとする。」としていました。
その後、用途先の追加がなされておりまして、平成二十九年四月には、土地造成における盛土材、充填材が加わり、さらに、今月一日、園芸作物や資源作物用の農地が追加をされております。
環境省は、除去土壌を用いた再生利用の実証事業を福島県内で進めておりまして、この一日に追加された事業の件に関しましては、飯舘村の長泥行政区で、再生資材化した除去土壌を用いて、園芸作物、資源作物を試験栽培するための農地造成の実証事業を行うというふうにしております。
これは最終処分場に持っていく量を減らしていこうということであるというふうには承知をしておりますが、やはり他方で、当然ですけれども、除去土壌の再生利用について、不安、あるいは風評被害等々の懸念というものを持たれておられる方々も当然いらっしゃいます。
今回の用途先を農地造成にまで追加したことを取り上げた報道には、再生利用に関して、周辺住民の反発も予想され、実際に再利用が進むかは見通せないといった、これは六月一日の共同通信なんですけれども、指摘するものもあります。
そこで、このような不安の声があることを踏まえ、これまで順次用途が追加されてきたものを含めて、それぞれの用途先に関する安全性の評価について環境省の説明を求めたいと思います。
また、あわせて、用途先の追加は今後も続けていく可能性があるのか、方針をお伺いしたいと思います。
縄
縄田正#29
○縄田政府参考人 お答えいたします。
委員御指摘のとおり、除去土壌等につきましては、中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外にて最終処分を完了するために必要な措置を講ずることということにされておりまして、この最終処分量を低減するために、除去土壌等の減容、再生利用を進めることが大変重要であるというふうに考えてございます。
このために、関係者の理解、信頼を醸成しつつ、再生資材化した除去土壌の安全な利用を段階的に進めるため、再生資材化した除去土壌の安全な利用に係る基本的考え方をお示しし、適宜、用途先を追加してまいりました。
この考え方の中では、利用先を管理主体や責任体制が明確となっている公共事業等に限定すること、そしてまた、追加被曝線量を制限するための放射能濃度の限定、覆土による遮蔽等の適切な管理のもとで実施するというふうに決めてございます。
現在、この考え方を指針といたしまして、地元の皆様の御理解をいただきながら、南相馬市などの実証事業を通じて、再生利用の安全性の確認を進めているところでございます。
また、この用途先につきましては、飯舘村等関係者の御意見あるいは御要望を踏まえつつ、幅広く可能性を今後も検討してまいりたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →委員御指摘のとおり、除去土壌等につきましては、中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外にて最終処分を完了するために必要な措置を講ずることということにされておりまして、この最終処分量を低減するために、除去土壌等の減容、再生利用を進めることが大変重要であるというふうに考えてございます。
このために、関係者の理解、信頼を醸成しつつ、再生資材化した除去土壌の安全な利用を段階的に進めるため、再生資材化した除去土壌の安全な利用に係る基本的考え方をお示しし、適宜、用途先を追加してまいりました。
この考え方の中では、利用先を管理主体や責任体制が明確となっている公共事業等に限定すること、そしてまた、追加被曝線量を制限するための放射能濃度の限定、覆土による遮蔽等の適切な管理のもとで実施するというふうに決めてございます。
現在、この考え方を指針といたしまして、地元の皆様の御理解をいただきながら、南相馬市などの実証事業を通じて、再生利用の安全性の確認を進めているところでございます。
また、この用途先につきましては、飯舘村等関係者の御意見あるいは御要望を踏まえつつ、幅広く可能性を今後も検討してまいりたいというふうに考えてございます。