若田部昌澄の発言 (議院運営委員会)

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○若田部参考人 黒田総裁の発言につきましては、展望リポートが、その前提が満たされればという前提句がついていたというふうに理解しております。その場合にはということでの条件節つきの御発言であったというふうに理解しております。
 私自身の考えでございますけれども、いわゆる出口について、やはり適切なイメージを共有する必要があるというふうに考えております。日銀が目指しているのは、二%の物価安定の目標でございます。そうしますと、二%のインフレ率を安定的に達成しているという状況がないといけないと思いますので、そのために、日銀の場合ですと、オーバーシュート型コミットメントと申しまして、二%を超えても多少の許容をするというところまで申し上げているわけです。
 ですので、二%達成以前に出口戦略を発動することはあり得ないというふうに思いますし、また、二%に達したからといって、瞬間風速で、例えば一月だけ達したからといってすぐに出口をやるということもあり得ないというふうに思います。
 この二%のインフレ率が安定的にというのはどれぐらいの期間なのかということはいろいろと議論があるところであると思いますが、私としては、ある程度の期間が継続しないと、これはやはり安定的に推移しているというふうには言えないのではないかというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 119604024X01020180305_012

発言者: 若田部昌澄

speaker_id: 318

日付: 2018-03-05

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会