若田部昌澄の発言 (議院運営委員会)

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○若田部参考人 一般的に申し上げまして、世上言われている金融政策、緩和政策のリスクというものが顕在化する可能性がないとは言い切れないと思います。ただ、現状で行っている政策というものの副作用と言われているものというのは、まだそれが顕在化するには至っていないし、私自身は、それよりもメリットの方がはるかに上回っているというふうに考えております。
 国債の買入れというものによって何か、長期金利の高騰であるとかそういうことが起きたのかというと、そういうことはございませんし、ハイパーインフレの懸念なども、これは全く見られない状況でございます。
 マイナス金利につきましては、実は、マイナス金利が適用されている当座預金の部分というのは、金融機関におきましては非常に少額でございまして、例えば、地域の銀行、地方銀行、第二地方銀行というあたりでマイナス金利が適用されている部分は、いわゆる付利が適用されている部分よりも非常に小さくなっております。ですので、日銀が現状で付利を適用していて、当座預金に対して〇・一%の利子をつけている。それに対して、ごく一部分だけ、マイナス金利なので〇・一%マイナスでとっているということは、差引きで見ると実は非常にプラスになっているのが現状でして、いわゆるマイナス金利のリスクというものも余り顕在化していないのではないかというふうに私は考えております。

発言情報

speech_id: 119604024X01020180305_018

発言者: 若田部昌澄

speaker_id: 318

日付: 2018-03-05

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会