増島雅和の発言 (経済産業委員会)
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○増島参考人 ありがとうございます。
まさに、多分、私が経験しているのも冨山さんとは全く同じ状況であるわけですけれども、現状、特に、おっしゃっていただいた、地方をどうするか、地方の開業率を上げるためにはどうしたらいいか、こういう話なんですが、どこと比べるといいかというと、実は途上国の人たちなんですね。
タイとかベトナムとか、ああいうところでは、途上国の人たちは普通にビジネスをやるわけです。もちろんITとかそんなすごいものではなくて、小売、小さなものを売ったり自分で何かをつくって売る、こういうような活動をしているわけですけれども、我々、一緒に支援をさせていただいているスタートアップの中では、それをスマートフォンのアプリの中で、自分で何か物をつくって売る、これが非常に容易にできる、こういうサービスを展開している人たちがふえていきます。
こういうものは余り実はお金が要らないんですね。そんなにお金が要らない。百万円ぐらい要るみたいな話があって、そういうときにはどうしたらいいでしょうかというと、我々、クラウドファンディングはやはり頼ろう、こういうことになっております。
そうすると、このクラウドファンディングにどうやって皆さんがたどり着けるかというのが非常に大事でありまして、今一生懸命クラウドファンディング協会でやっておりますのは、地銀さん、信金さん、こういう人たちは当然そういう小さい人たちにお金を貸せないわけでして、貸すと、先ほど言った、担保をとったり保証をとったりというひどい状態になるわけでございますので。でも、彼らがお金を貸す前の段階で、クラウドファンディングがあるよ、これを使ってみたらどうですかと言って、これを使って実際に物を売ってみる、これが売れてみるということになると、次、この人たちはお金が借りられるようになる、こういうような循環が起こってくるわけであります。
これは全然夢物語ではなくて、実際に、今クラウドファンディングが徐々に浸透していく中で、こういう成功例がふえている、こういうことでございまして、こういうふうなものが出てくると、例えばBASEさんというのは小さいお店をスマホ上で誰でも展開できるというサービスをしていて、そのペイメントみたいなものもすごく簡単にできるサービスを提供しているので、誰でもお店が開けますみたいなものがあるわけですね。
こういうものをどんどん皆さんが使える、使っていただけるようなところにたどり着くような活動がそれぞれの立場からできれば、恐らくもうちょっと底上げができるのではないかというふうに期待しております。
ありがとうございます。