池田一樹の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○池田政府参考人 お答えいたします。
我が国におきましては、欧州のように、農薬を種子にコーティングいたしまして、大型機械でそれをまく、それによって粉じんが広範囲にまき散らされる、そういった使用方法はほとんど行われておりません。
被害実態を見ても、農薬が原因と見られる被害ですが、ミツバチの飼養戸数九千戸中五十件程度となっておりまして、欧州のように広範な地域にわたり蜂がほとんどいなくなる大量死は見られておらず、被害の多くは水稲のカメムシ防除の時期に発生しており、ミツバチが殺虫剤の散布時や散布後に水田の周辺に飛来したためと考えられております。
こうした我が国の使用方法や被害の実態に対応いたしまして、ミツバチへの毒性に応じて、巣箱やその周辺にかからないようにするなどを注意事項として設定するとともに、農家と養蜂家との情報共有や、農薬散布時のミツバチの巣箱の退避などの対策を講じているところでございまして、実際に被害の軽減に効果を上げていると考えております。
一方、最新の科学的知見を反映いたしまして、農薬の環境に対する安全性をより一層向上することは必要と考えておりまして、ネオニコチノイド系農薬を含め全ての農薬について再評価を行い、その結果に応じて、安全を確保するために必要な場合には、迅速に登録の見直しなどの適切な対応を講ずることとしてございます。