安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○安倍内閣総理大臣 日韓首脳会談では、文在寅大統領に対し、日韓合意は最終的かつ不可逆的な解決を確認したものであり、国と国との約束は二国間関係の基盤であるとの日本の立場を明確に、かつ詳細に伝えました。また、未来志向の日韓関係をつくり上げていかなければならないとの認識を共有いたしました。
 北朝鮮問題について、私から文大統領に、対話のための対話には意味がないことをはっきりと伝えました。北朝鮮にその政策を変更させ、北朝鮮の側から対話を求めてくるよう、日韓米の緊密な連携のもと、圧力を最大限まで高めていくことで一致をいたしました。
 さらに、レセプションの機会を捉えて、北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長に対し、私から拉致問題、核・ミサイル問題を取り上げ、日本側の考えを伝えました。特に、全ての拉致被害者の帰国を含め、拉致問題の解決を強く、直接、金永南氏に求めたところであります。
 平昌オリンピックの開会式に同じアジアのリーダーとして出席をし、その成功に向けて協力するとともに、選手村を訪問しまして、直接、日本選手団を激励し、女子アイスホッケーの試合を観戦して日本チームの応援をしたところであります。ぜひ、日本選手団には大活躍をしていただき、この機運の盛り上がりを二〇二〇年の東京オリンピックにつなげていきたいと考えています。
 今回の訪韓は、韓国及び北朝鮮に対し我が国の立場を直接伝える観点からも、平昌オリンピックの盛り上がりを東京大会の成功につなげていく観点からも大変有意義であった、このように考えております。
 なお、文在寅大統領に対しましては、日韓合意について、あの決断の際にも私に対してさまざまな厳しい批判があったことを伝えたところであります。しかし、その際、外交においては、リーダーが決断をしなければ、ある程度批判されることを含めて甘受しながら決断をしなければ、未来志向の両国関係は築けないのではないかということも申し上げたところでございます。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2018-02-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会