山尾志桜里の発言 (予算委員会)
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○山尾委員 今総理がおっしゃった、理想の子供の数を持たない理由について、私もデータを見ました、厚労省から取り寄せて。その選択肢の中には、子供を安心して預けられる場所がないからという選択肢はないんですよね。だから、このデータは、つまり、この目的を達成するために待機児童よりも優先して教育無償をやる、こういう裏づけにはならないわけです。
もう一つ申し上げると、全ての子供に豊かな幼児教育を供給するために待機児童解消より先に教育無償をやったら、逆に妨げになると私は思いますよ。自治体負担がふえるんじゃないですか。そうしたら、自治体は、待機児童解消のために確保したお金を教育無償に回す必要が出てくるんじゃないですか。そうしたら、結局、自治体が自分でしっかりプランニングしていた、その自治体の現場に合わせた待機児童解消プランがおくれるんじゃないですか。実際にそういう声が自治体の首長さんから複数上がっているんじゃないですか。そういうことを私は申し上げているんです。
総理がおっしゃったその教育無償の立法政策を達成するのに順番が間違っている、先に待機児童を解消しなかったら、総理の言う、質の高い教育を全ての子供に供給するということができなくて、逆におくれるということを私は申し上げております。
時間がありますので、総理に、自衛隊を明記するだけという提案について伺います。
総理にお尋ねします。
総理は、この自衛隊明記案の目的として、自衛隊員たちに対して違憲、合憲という議論が残っている、これをなくしていくことが私たちの世代の責任だと繰り返しおっしゃっています。
質問です。
自衛隊に関する合憲、違憲の議論というのは、常に、自衛権の行使が九条二項に違反するのではないかという関係において言われてきたことです。総理の提案が、二項をそのまま残す、つまり戦力不保持、交戦権否認をそのまま残すものである以上、合憲、違憲の議論の余地はなくならないのではありませんか。