上月良祐の発言 (予算委員会第六分科会)
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○上月大臣政務官 御質問いただきまして、ありがとうございます。
農業の成長産業化に向けて、大変重要なポイントを御質問いただいたと思っております。
我が国の農林水産業の競争力強化のためには、コスト削減や、気候変動あるいは鳥獣被害への対応など、農業現場が抱えますさまざまな課題につきまして、科学技術の力も十分に活用してそれを克服していくことが重要だと思っております。
今委員から御指摘のありました農研機構、実際に見に行かせていただいたり話を聞かせていただきまして、大変一生懸命やってくださっているというふうに思っております。
平成二十八年十一月に策定されました農業競争力強化プログラムに基づきまして、農林漁業者や食品事業者のニーズを踏まえ、技術を実際に活用します農林漁業者が研究開発チームに加わる、そういった形で、研究段階から、開発段階から巻き込んでいって開発をしていく。現場に活用いただけるような技術の開発を重点的に推進をしてきております。
御地元であります、つくば市にあります農研機構は、我が国最大の農業技術系の研究機関であります。その研究の中核を担っております。近年では、総合科学技術・イノベーション会議が行いますSIP、戦略的イノベーション創造プログラムの中に、次世代農林水産業創造技術というテーマを設定していただきまして、国の研究資金の活用や民間企業等との連携にも具体的に取り組んでおります。
今ほどお話がありました、スマホを使った水田の自動水管理システムも、全国各地の農業者の圃場で実際にその効果を検証してもらいながら進めている。また、御地元にあります大規模農業で、広域の水管理にちゃんと使えるかどうかということを実際に検証しながら進めているといったことがあります。
また、自動運転の田植機につきましても、パイロットファームを設置して、そこで実際に使ってもらう。あるいは、ロボット展などで評価を求めて、それを開発に生かしていくといったような取組、これら生産性向上に資する研究を実装を意識しながらやっております。
グルテンフリーの米粉パンの話もございました。これも、家庭用ベーカリーの製造企業に試作品の評価を求めたり、消費者、やはり最終商品を買っていただく消費者等を対象としたパンの食味アンケートなどを実施して、それを開発にフィードバックしていくというようなこともやっております。
そして、茨城で言いますと、クリが大変重要な農産物になっておりますけれども、ぽろたん、ぽろすけという中の皮がむきやすい新しい品種をつくっておりますが、加工業者とか洋菓子店の皆様方、実需者を呼んで、求評会を具体的にやって実際に御意見を聞く、そういったことを開発にまた生かしていくというようなことなどもやっておりまして、消費者ニーズにきめ細やかに対応していく、研究成果をしっかり出していくということを実装を十分に意識してやっていくということは、委員御指摘のとおり、大変重要なことだと思っております。
今後とも、農林漁業者等のニーズを踏まえた、具体的で明確な研究目標に基づいて、実装を十分に意識しながら、現場の課題を克服できる研究成果をしっかり出していけるように頑張ってまいりたいと思っております。