前田哲の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(前田哲君) お答えいたします。
 御指摘のスタンドオフミサイルでございますが、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、諸外国の航空能力の進展が著しい中で、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威の圏外から対処できるようにすることで、隊員の安全を確保しつつ、我が国を有効に防衛するため導入をするものでございます。
 この諸外国における軍事技術の著しい進展等によりまして、具体的に申し上げると、海上部隊あるいは航空部隊による連携した武力攻撃が行われる場合に、その脅威が及ぶ範囲は侵攻してくる部隊の周囲数百キロ以上に及び得る状況となってございます。そして、現状では、自衛隊の航空機は相手の脅威の及ぶ範囲内に入って対応せざるを得ません。
 このような中、隊員の安全を確保しつつ侵攻部隊に対処するには、相手の脅威の圏外から発射可能なスタンドオフミサイルが不可欠であるというふうに認識をしているわけでございます。
 また、あえて申しますと、BMDイージス艦、これ、BMDの任務で日本海等々に展開をするときございますが、これに対する新たな脅威として、長射程の対艦ミサイルを搭載した艦艇、こういったものも考えられます。イージス艦はBMD任務に集中している場合に自己防護能力が低下をしますので、イージス艦が相手方の対艦ミサイルの射程に入る前に速やかに対処する必要がございます。その際、相手は対艦ミサイル搭載艦艇とともに護衛のための戦闘機を運用することも考えられますが、このような戦闘機の脅威がある中で隊員の安全を確保しつつ相手の艦艇に対処するためにも、相手の脅威の圏外から発射可能なスタンドオフミサイルは欠かせないと考えております。
 スタンドオフミサイルについては、今申し上げたような導入目的に沿って運用することを想定してございます。

発言情報

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発言者: 前田哲

speaker_id: 19793

日付: 2018-03-23

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会