米谷仁の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(米谷仁君) 今般、我が国から推薦を行っております奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島につきまして、IUCNの評価がユネスコから通知され、延期の勧告を受けました。
 IUCNの評価書では、延期の理由として、今回の推薦区域の設定には主に次の二点で課題があるとされています。すなわち、推薦地は連続性に欠け、遺産の価値の証明に不必要な分断された小規模な区域が複数含まれていること、二つ目に、推薦地の連続性の観点で、沖縄の北部訓練場返還地が重要な位置付けにあるが、現段階では推薦地に含まれていないことであります。
 一方で、絶滅危惧種や固有種の生息地であるという点で四島が世界遺産としての可能性を有していること、推薦地の保護管理の状況は世界遺産としての要件を満たしていることなどが評価をされています。このため、延期と勧告されたものの、世界遺産の登録の可能性が十分にある候補地として一定の評価は得られたものと考えております。
 もう一点、御質問がありました推薦書提出以降IUCNとのやり取りをどのようなことを行ってきたかということでございますが、環境省といたしましては、昨年十月に実施されたIUCNによる現地調査において、派遣された専門家とともに推薦した四島を回り、推薦地の顕著な普遍的価値や保全の取組について説明を行いました。その後、現地調査後の追加的な情報の提出を経て、昨年十二月にIUCNにおいて世界遺産の推薦案件に関する審査委員会が開かれたと聞いております。
 この会議での審議を踏まえて、昨年十二月末にIUCNより推薦地の境界の説明や将来的な拡張の可能性、ノネコ問題などに関する追加的な情報照会を受けました。これに対して、環境省では本年二月末に必要な情報をIUCNに提出し、三月にIUCNを訪問して提出した追加情報に関する説明を行ったところでございます。

発言情報

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発言者: 米谷仁

speaker_id: 1727

日付: 2018-05-17

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会