前田哲の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(前田哲君) お答えいたします。
 中国は、本年三月に、二〇一八年度の中央本級支出における国防予算について、対前年度実績比で八・一%の伸びとなる、金額にして約一兆一千七十億元になる旨を公表したと承知をしてございます。委員御指摘になりましたように、この公表国防費、平成三十年度のレートで機械的に換算いたしますと、日本円では約十七兆七千百十二億円となりまして、これは平成三十年度の防衛関係予算の約三・六倍と試算をされるわけでございます。
 中国の公表国防費は、従来から継続的に高い伸びでの増加を記録してきておりまして、過去十年間では約二・七倍、そして過去三十年間では約五十一倍ということで増加をしてきております。また、その内訳などの詳細が不透明であるほか、公表国防費には外国からの装備品購入費あるいは研究開発費などの重要な支出項目が含まれていないということから、軍事関連予算の一部にすぎず、実際の国防関係費は公表額の、これ研究機関によって異なりますけれど、一・二五倍から二倍以上に達するという指摘もあるわけでございます。
 このような国防費の高い伸びを背景に、中国は軍事力の広範かつ急速な強化、そして積極的な海洋進出等を進めておりまして、こうした中国の軍事動向等は、その不透明性とも相まって我が国を含む地域、国際社会の安全保障上の強い懸念となっていると認識しております。
 防衛省としては、引き続き国防費を含む中国の国防政策を注視するとともに、透明性向上あるいは国際的な行動規範の遵守につきまして、関係国とも連携して中国に働きかけていく所存でございます。

発言情報

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発言者: 前田哲

speaker_id: 19793

日付: 2018-05-24

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会