保坂伸の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(保坂伸君) お答え申し上げます。
石炭火力発電に関します海外についての方針でございますが、先ほど環境省の方から御答弁申し上げたとおりでございまして、導入の支援をしていく所存でございます。
海外の既存の石炭火力を高効率の発電所に置き換えることで、CO2排出量、大気汚染物質を削減することに貢献していきたいと考えているところでございます。環境負荷低減と両立させつつも、新興国の伸び行くエネルギー需要を満たすためにクリーン石炭技術が必要である点は、東アジア・サミットの声明などでも明示的に示しているところでございます。高効率石炭火力技術の要請に応じることで我が国としては実効的な世界の排出削減に貢献している点については、様々な国際的機会を通じしっかり説明していく必要があると認識しているところでございます。
一方で、我が国としましては、高効率石炭火力発電に限らず、再生可能エネルギーや水素も含めた低炭素型インフラ輸出に積極的に取り組んでいく方針でございまして、こうした取組を広く展開をすることで世界の脱炭素化に積極的に貢献している姿を世界にお示しすることも重要と考えてございます。
加えまして、私ども資源エネルギー庁では、二〇五〇年八〇%の温室効果ガス削減への対応を視野に、再エネ、水素、蓄電池、CCS、原子力など、あらゆる技術イノベーションの可能性を追求した中長期のエネルギー政策の議論を現在進めてございます。この議論の中では、海外の第一線で活躍する識者を招きまして、日英両文での資料公開を行うなど、国際発信を意識した運営を行っているところでございます。この成果が取りまとめられた際には、脱炭素化に向けた中長期的な我が国の取組が国際的に理解されるよう、しっかりと対外的な発信を行っていきたいと考えているところでございます。