浅野直人の発言 (環境委員会)
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○参考人(浅野直人君) 将来的には、先生のおっしゃるように、やはりある種の義務化という方向に行くべきだろうと思います。
緩和に関しては、幸いにも、最初の温対法を作った頃には、実行計画を作るべしということがまだ地方分権との関係でそれほどうるさく否定されなかったんですね。しかし、その後、累次の法制をやろうと思うと、すぐ地方分権を振りかざして反対されてしまうということが出てきた。なものですから、結局、変な形ですけれども、現在の温対法は、地域での取組について実行計画の中に書いてくださいという言い方をしているんですね。本来なら地域気候温暖化対策計画のようなものを作ってくださいというのが筋なのに、自治体の固有の事務についてこういうふうにしなきゃいけないということを書くべき実行計画に、その中に地域編を入れるというようなことになってしまったと。これは、法制上、前にあるものはもう否定できないので、そのまま義務化された法令を使うことができるけれども、新しく書けないということであんな変なことになってしまったんですけれども。
分権は、私、随分熱心に取り組んだことがありますから必要だと思いますけれども、やはり全国できちっとやっていただかなきゃならないことについて、国会がしっかりお決めになったものを法令に書けないというのも変な話だなというふうに思っています。
ですから、余りにも地方分権を言い過ぎて、何かの義務化はやっちゃいけないというような方向が、全ての領域について適応できるかどうかということについてはかなり前から疑問に思っておりましたので、この際、少し乱暴ですけれども、申し上げておきたいと思います。