渡辺美知太郎の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○渡辺美知太郎君 自由民主党の渡辺美知太郎です。
本日は、前回、前々回と、何度も通告をさせていただきながら質問ができなかった浄化槽について伺いたいと思っております。
現在の我が国は、汚水処理人口普及率九〇・四%ございます。一方で、一千二百万人の方が依然として汚水処理施設を使用できていないという現状であります。政府は、今後十年程度で整備の概成を目指すとしております。
しかし一方で、人口減少や自治体の財政状況が余り芳しくないという中で、下水道の整備よりも浄化槽をこれから中心にやった方がいいのではないか、これ以上の下水道整備に期待が持てないような状況でもあります。
そんな中、やはり短期間で費用も比較的少なく設置でき、また災害にも強いということで、浄化槽の評価が新たにされています。下水道を計画しているような自治体の中でも、下水道方針から浄化槽での対応をしていきたいという地域も出てきまして、こうした環境の中で一層浄化槽の役割が大きくなるのではないのかなと考えております。
しかし一方で、この浄化槽、いろいろと課題もございます。既に浄化槽を設置している中で、単独処理浄化槽がまだ五三%もある。数にして言うと四百万基も残っているそうでありまして、合併浄化槽への転換の課題、これが、まずは可及的にやらなければならない状況であります。
そして、この四百万基ある単独浄化槽のうち、累計ですが百三十万基ほど、もう四十年以上経過をしていて、さらに、このうち浄化槽整備区域内のものが三十二万基あると言われています。老朽した浄化槽、亀裂があったり変形が見られたり、ひどい状態だと漏水をしているというものでありまして、やはり、まずこの単独転換を進める中で浄化槽をどのように転換していくか、しっかりと優先順位を付ける必要があるのではないかと思っています。
そして、この単独転換の難しさというのは、浄化槽をもう今まで使っている方からすると、既にもう一応使う側として見ると水洗化もされている、一応使っている側とすると別にそんなに不便ではないと。そして、コストが掛かる合併浄化槽にわざわざ転換するのが意味があるのか、また、高齢化によって、高齢者や年金生活者の方からすると、合併浄化槽に転換をするそもそもお金がないよという実態がありまして、こういった問題を総合的に判断をしまして、個人負担軽減を図り単独浄化槽の転換をする必要があるのではないかと思っておりますが、環境省の見解を伺います。