田中省吾の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(田中省吾君) お答えします。
 まず、気象庁は、国内及び南極でオゾン層の観測を実施するとともに、国際的な連携の下、米国の人工衛星のデータなども活用しまして、地球規模でのオゾン層の状況を解析し、それらの成果は毎年公表しております。先生御指摘のスーパーコンピューターなどもこの解析には利用しております。
 この解析によりますと、地球規模のオゾン量ですけれども、一九八〇年代から一九九〇年代前半にかけて大きく減少しました。その後、減少傾向が緩和し、僅かな増加傾向が見られているものの、現在でも少ない状態が続いております。オゾン層の減少の一つの目安としております南極のオゾンホールについても、依然として規模の大きい状態が続いております。
 今後の見通しについてですけれども、世界気象機関、WMOと国連環境計画、UNEPが取りまとめたオゾン層破壊の科学アセスメント二〇一四によりますと、モントリオール議定書が完全に履行された場合には、オゾンの量が大きく減少し始めた一九八〇年代以前のレベルにまで回復するのに、中緯度と北極域では今世紀半ばまで、南極についてはそれより後というふうに予想しております。
 今後とも、国際的な連携の下、オゾン層の観測、解析に気象庁は努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。

発言情報

speech_id: 119614080X01320180619_023

発言者: 田中省吾

speaker_id: 12222

日付: 2018-06-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会