千原由幸の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(千原由幸君) お答え申し上げます。
 スーパーコンピューターにつきましては、我が国の科学技術の発展、産業競争力の強化に資するために、イノベーションの創出や国民の安全、安心の確保につながる最先端の研究基盤として必要なものと認識してございます。
 例えば、今お話ございましたスパコン京でございますけれども、京でのシミュレーションと気象衛星ひまわり八号による十分ごとの気象データを融合するデータ同化技術によりまして、将来的な気候予測、天気予報の革新が期待されるなど、予測技術の高度化や気候変動メカニズムの解明を通じて国民生活の安全、安心等に資する成果が生まれてきております。
 京の後継機でございますポスト京につきましては、ハードウエアとソフトウエアとの協調的な開発によりまして、最大で京の百倍のアプリケーションの実効性能を有して、世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピューターの実現を目指しております。
 アプリケーションの分野といたしましては、防災・減災、それから健康長寿、エネルギー、物づくり等、こうした我が国が直面する科学的あるいは社会的課題の解決に資するという研究開発を実施しておりまして、米国のIDC社というところの調査によりますと、諸外国と比較しても重要性や影響度というのが高い成果が期待できるというふうにされてございます。
 また、委員御指摘の量子コンピューターでございます。この重要性を認識しておりまして、量子コンピューターを始めとする量子科学技術につきまして、優れた基礎研究をいち早くイノベーションにつなげていく光・量子飛躍フラッグシッププログラムというのを文科省では平成三十年度から開始をしてございます。
 こうした取組をもちまして、文科省として、二〇二一年から二〇二二年の運用開始を目標にポスト京の開発を着実に推進するとともに、量子コンピューターの研究開発に取り組んでまいりたいと思います。

発言情報

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発言者: 千原由幸

speaker_id: 11345

日付: 2018-06-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会