多田明弘の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(多田明弘君) お答え申し上げます。
今お尋ねは、この資料四のページの下の方のこの問五と書いていただいているところの分野のことだと思っております。
まさに、この表にまとめてありますように、代替フロン、多様な用途で利用されておりますので、分野ごとに物質転換の状況が異なっているわけでございます。
その中で、この①、代替が進んでいる又は進む見通しというところに掲げさせていただいております家庭用冷凍冷蔵庫あるいは自動販売機といったところにつきましては、既に今、新規出荷分でCO2でございますとかイソブタンに転換済みでございます。これは新規出荷分でございますのであくまでフローでございますけれども、ストック面について見ましても、自動販売機について見ますと、イソブタンとかあるいはCO2、これを冷媒として使っておりますのが既に七割を超えている状況でございます。また、家庭用冷蔵庫につきましてもイソブタンを使っているものが八割を超えていると、こんなような状況に今既にストックの状況でもなっているということでございます。
また、その下にございますカーエアコンでございますけれども、これはまだ現在代替フロンを使用しておるわけでございますが、こちらにつきましても、二〇二三年度末には国内で出荷されますカーエアコンの九割以上が新冷媒へ転換することが見込まれているわけでございます。
そして、もう一つお尋ねのございましたフッ素系冷媒でございますHFOを用いることにつきます安全性でございますけれども、こちらにつきましては、これは他の化学物質と同様に、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律、いわゆる化審法という法律がございまして、この化審法に基づく審査の対象となってございます。この化審法に基づきまして、人や生態に対するリスクが適切に管理されていると、このように申し上げさせていただきます。
例えばカーエアコン、この表の中にも出てまいりますけれども、今後代替が進む見通しであるHFO1234yf、こういう物質があるわけでございますが、こちらにつきましては平成二十年度に化審法に基づく届出が行われておりまして、評価の結果、人や生態へのリスクは低いと評価がされているため、製造等に対する制限は課されていないというのが現状でございます。
代替フロンからグリーン冷媒へ転換を進めていくに当たりましては、今後様々な種類のHFOの開発が行われていくと考えられますけれども、引き続き、最新の科学的知見を注視しながら化審法などによって適切なリスク評価を行って、安全性の確保、これに努めていきたいと考えております。