磯谷桂介の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(磯谷桂介君) お答え申し上げます。
科学研究費助成事業、いわゆる科研費でございます。
今先生から御指摘ございましたが、平成二十九年の実績ベースでいきますと、採択率、全体平均が二六・六%でございます。それで、御指摘の評価の話でございますけれども、私どもいろいろ分析をいたしておりまして、例えば平成二十九年度に研究者から報告されました科研費による論文数は延べ約十六万件となってございます。また、科学技術・学術政策研究所が行った分析によりますと、論文データベース、ウエブ・オブ・サイエンスというのがございます。それに収録されているいわゆる注目度の高い日本の論文、この注目度の高い論文といいますのは、よくトップ一〇%補正論文数とか申しておりますけれども、そのうちの科研費の成果によるものは、平成二十五年において全体の約六割でございます。
科研費は、そういったことで我が国の質の高い論文産出に貢献していると考えておりますし、さらに、日本学術振興会が、論文データベース、スコーパスに収録されている日本の論文を対象に行った分析によりますと、科研費の成果による論文は、それ以外の論文と比較して、一論文当たりの被引用数が約二倍となっているところでございます。
今後とも、文科省としましては、研究者の自由な発想に基づく幅広い分野にわたる学術研究を支援するため、科研費の充実と質の向上を図ってまいります。