奥田哲也の発言 (決算委員会)

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○政府参考人(奥田哲也君) お答え申し上げます。
 自動車の整備士は、ユーザーの委託に応じて自動車の点検整備や修理を行う、車社会に不可欠な人材でございますが、その有効求人倍率は、平成二十三年度の一・〇七から平成二十九年度には三・七三へ増加しておりまして、また、平成二十九年度に業界団体が実施した調査では、約二割の事業者が整備士が不足していると回答したところでございます。
 整備士の不足の主たる要因としては、少子化の進展や、若者の車離れや職業選択の多様化により、整備士を志す若者が減少していることにあるというふうに認識をいたしております。
 このため、国土交通省では、平成二十六年度より関係団体と自動車整備人材確保・育成推進協議会というものを設置いたしまして、整備士の確保、育成に向けた取組を進めております。
 具体的には、若者に整備士の仕事や魅力を伝えるポスター、パンフレットの作成、配布、運輸支局長などによる高等学校の訪問、整備工場における職場体験といった取組を全国において進めているところでございます。
 また、平成二十九年度には、整備士の働き方改革を推進するため、女性が働きやすい環境整備のためのガイドラインを策定したほか、整備工場の経営者を対象とした人材確保セミナーを新たに開始をいたしました。また、若者の生の声を聞くために、自動車整備士専門学校の学生に対するアンケートやインタビューも行っております。
 これらの取組の結果、これまでに訪問した高等学校の多くで、進路指導の際、整備士の仕事を紹介することに前向きな反応をいただいております。
 本年度は、これらも踏まえながら、若者向けの動画を作成しインターネットに公開するとともに、高等学校訪問においても活用することとし、第一弾として四月より整備士の魅力を伝えるインタビュー動画をユーチューブ等で公開し、高校生らにPRをしているところでございます。
 また、ポスターにつきましても、より若者に届きやすいデザインを目指しまして、初の試みとして、現に自動車整備士を志している自動車整備養成施設に通う方々からポスターデザインを募集しているところでございます。
 国土交通省では、引き続き、これらの施策を推進し、また、それぞれの施策の効果を見極めながら、自動車整備士不足の解消にしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 奥田哲也

speaker_id: 26193

日付: 2018-06-04

院: 参議院

会議名: 決算委員会