猿渡知之の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(猿渡知之君) お答え申し上げます。
総務省消防庁におきましては、消防用設備等点検報告制度のあり方に関する検討部会というのを従来から開催してまいりまして、平成二十八年十二月におきましては、点検報告率が大きく上昇した消防本部の立入検査等の積極的な事例につきまして取りまとめまして、全国の消防本部に御連絡したところであります。
一方、同検討部会におきましては、いわゆる非常用電気の実負荷運転につきましては、商用電源を停電させなければ実施できない事例があるというようなこととか、疑似負荷運転をしようと思いますと専用の装置を接続するためのケーブル敷設工事ができないので結局商用電源を停電させる必要があるというような事例があるということを全国の消防本部から問題点として指摘を受けました。
これを受けまして、二点の改正をいたしたところであります。一点目は、潤滑油の成分分析など、負荷運転と同水準の不具合の確認等ができるのであれば、それは機器内部の観察等による点検の方法でいいのではないかという点が一点でございます。二点目は、潤滑油の定期的な交換など、運転性能に関する適切な予防措置が講じられるのであれば、それにつきましては、定期的な報告と併せて負荷運転の実施頻度を一年ごとから六年ごとへ延長可能とするという内容でございまして、今般、六月一日付けでこれらを内容とする消防庁告示の改正をいたしました。
今後は、この点検基準の改正内容の周知徹底はもとより、引き続き、全国の消防本部と連携いたしまして、消防用設備の点検制度全般の適切な運用に努めてまいりたいと考えております。