由木文彦の発言 (決算委員会)

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○政府参考人(由木文彦君) お答えいたします。
 社会資本が整備をされますと、例えば、委員御紹介いただきましたように、輸送コストが削減されて生産性が向上する、あるいは防災力が強化をされて地域の安全、安心が確保される、あるいは人々の生活の質そのものが向上するといった効果、これ我々はストック効果というふうに呼んでおりますけれども、こういったものが発揮されます。さらに、それを前提として民間投資が更に拡大をされる、あるいは資産価格が上昇するといったことがあろうかというふうに思います。こういった様々な効果、社会資本整備を進めるに当たって出てまいります。これがやはり最大限発揮されているということを定量的にお示しをするということが大変重要な課題だというふうに思っております。
 その中で、これまでもBバイCの議論、御紹介をいただきましたように、具体的な事例に即して、例えば雇用でございますとか企業の立地や利益、あるいは地価がどうなっているかといったような指標の変化を用いつつ、社会資本整備が地域経済などに与える効果の定量的な把握、それから周知には努めてきたところでございます。
 一方で、委員御指摘のように、BバイCの議論は様々なところで議論が積み重ねられておりまして、そもそもどこまで指標として定量化できるのかという問題や、あるいは因果関係を厳密に説明できるのかといった問題や、それぞれ指標ごとに重複やあるいは循環があるのではないかという非常にややこしい問題がございます。こうした問題も当然クリアしつつ、こういう技術的な課題はクリアしつつ、なお私どもは、先ほど申しましたようなストック効果の定量的な把握をより分かりやすく、かつ、委員が御指摘いただきましたように、皆様に当然あると思われるものが入っているような、そういうような形で把握をするということが大変重要だというふうに思っております。
 したがいまして、これまでもいろんな形で把握の充実に努めてまいっておりますけれども、引き続きそれぞれの社会資本の性格に即しました分析手法の検討に取り組みまして、すぐBバイCに反映できるものと、恐らくもう少し周辺的に御説明をしていく必要があるものとが出てくると思いますけれども、引き続き充実に努めてまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 由木文彦

speaker_id: 7988

日付: 2018-06-04

院: 参議院

会議名: 決算委員会