二之湯智の発言 (決算委員会)
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○委員長(二之湯智君) 次に、東京一極集中と地方大学の振興についてお伺いいたします。
政府が平成二十九年十二月に閣議決定した新しい経済政策パッケージでは、生産性革命とともに人づくり革命が重要な柱となっています。その中で高等教育の無償化が掲げられていますが、これと並行して、あるいは先んじて行わなければならないのが、高等教育の質の強化を促す抜本的な大学改革ではないでしょうか。
我が国の十八歳人口は減少し続ける一方で、大学進学率は頭打ちの状況にあり、二十九年度入学定員充足率は私立大学の四割で定員割れになっています。特に地方大学において顕著であり、東京一極集中が大きな原因とされています。
地方大学の存在は、その地域の経済や文化にとって大変重要であります。文部科学省は、三十年度から東京二十三区内の私立大学の定員増を認めない告示を発し、立法措置を講じるための法案も今国会で成立しました。それによって地方での教育機会が拡充し、東京一極集中を是正する効果があるのか、不断に検証する必要があると考えます。
また、地方の大学で質の高い教育を受けた学生にふさわしい魅力的な就職先が地方にあることが重要であり、若者の雇用の創出を一層推進していく必要があると考えます。総理の御見解をお伺いします。