安倍晋三の発言 (決算委員会)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、我が国はまさに戦略上においても平和主義にのっとった戦略を描いているわけでありますし、基本的には専守防衛でございます。
 同時に、安全保障においては、専守防衛であるがゆえに、我が国を守り切るためにはしっかりとした装備が必要であります。ただ、この装備を獲得するのは、事態が切迫してから獲得しようと思っても実は取得までに数年間掛かるわけであります。意図は平和主義であっても装備は常に備えておくという構えも必要なんだろうと。それは、どのように世界の防衛装備が変化をしていくかということを見据えながら常に考えておく必要もあるのではないかと、このように思います。
 日中両国についてでありますが、北朝鮮問題を始め、地域及び世界の平和と繁栄に大きな責任を共有しています。この観点から、アジアや世界の国々の期待に応えていく必要があります。同時に、御指摘のとおり、中国のGDPや国防予算は長期にわたり伸び率で増加しているとの現実があり、この国防政策には透明性の向上が望まれています。政府としては、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの方針の下、引き続き冷静かつ毅然と対応してまいります。
 先般の李克強国務院総理の訪日では、十年越しの課題であった海空連絡メカニズムの構築、社会保障協定、金融協力、米の対中輸出拡大に向けた措置、映画共同製作協定等、数多くの具体的な成果が上がりました。
 引き続き、中国に対して主張すべきことは主張しながら、年内の私の訪中やその後の習近平主席の訪日など、ハイレベルの往来を通じて日中関係を新しい段階に押し上げていきたいと考えております。

発言情報

speech_id: 119614103X00920180618_020

発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2018-06-18

院: 参議院

会議名: 決算委員会