福永正明の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(福永正明君) 日印原子力協定、昨年七月に発効いたしまして、その後で、私の知っている限りでは、日本のメーカーが、いわゆるプラントメーカーとしての原子力メーカーが直接話が進んでいるという状況はございません。むしろ、三社ありますけれども、それぞれが、部品であるとか資機材、技術、そういう部分での協力というのは、東芝、今お話ございましたけれども、は完全にプラントとしてはもう出ていかないんだということを明言しておりますので、そういう形での協力はあり得るかなと思いますけれども、いわゆる日の丸を付けた原子力発電所をぽんと造るということはなかなか今は厳しくなっているのかなということがございます。
あと二点ございまして、一つは、私たち自身が非常に危惧しておりますのは、逆にインド製原発というのをインド政府がどんと造る計画を持っておりまして、内陸部の農業用水路から取水して原発を造ろうというような考えを持っていたり、非常にこの辺につきましては危惧しているところでございます。
もう一点、余計なことかもしれませんけれども、バングラデシュに昨年十一月、ロシアが初めて原子力発電所の起工式を行いました。これは最近でいいますとバングラが初めてということになります。このバングラデシュでのロシアの原発建設事業にはインドが合弁企業として加わっております。ですから、インドがそういう形で今後あちこちの資機材であるとか技術協力ということはやっていくのかなと。
ですから、日印原子力協定が今後ということも含めて、インドにおける状況というのをよく見ていきたいと思っております。